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明石公園の植物図鑑
図鑑スレッド
2026-09-01 15:59:27
ナガイモ
\leftImage(20260831105707_b7ba06d4.png,200px)
2枚の写真が「ナガイモ」として登録されていますが、葉の形が全然違うように思いますが、どちらも「ナガイモ」ですか?
(岩ちゃん 2026-08-31 19:57:19)
両方ともナガイモと思われます。葉の形には個体変異があります。ナガイモは葉柄や葉脈の基部が紫色になる傾向がありますが、ヤマノイモはこのようにならずに緑色です。果実の大きさや根の形状を見ればもっとはっきりするのですが。
(shibashiba 2026-09-01 00:24:23)
難しいですね。
種によっては、葉の微妙な特徴で同定しなければならない場合が多いのに、これだけ葉の外見が違っても個体変異なんですね。
種の特徴としての形態の差と、個別変異を見分ける上でのポイントはありますか?
長年の経験ですか?
(岩ちゃん 2026-09-01 12:47:01)
そもそも植物を葉の形で同定するのは無理で、可能なのは限られた一部のものだけです。ナガイモの場合は基本的には下の写真のような形の葉が多く、ヤマノイモは葉の上部が出っ張らずに細長くスラっとした形をしています。また、これまで見てきたものでは、ナガイモは葉の表面に光沢があり、葉脈の基部が紫色を帯びているものが多いように思います。(日陰に生育しているものは紫色を帯びないもながあるかも知れません。)ヤマノイモは、これまで見てきた野生のものは、ナガイモほど葉に光沢がないように思います。(ヤマノイモの栽培品種では違うかも知れませんが。)
「むかご」を拾って帰り、家で栽培してみるとおもしろいです。秋の終わり頃、葉が枯れたときに芋を掘り出して食べてみると食感が違うのでよくわかります。
(shibashiba 2026-09-01 15:59:27)
\leftImage(20260831105707_b7ba06d4.png,200px) 2枚の写真が「ナガイモ」として登録されていますが、葉の形が全然違うように思いますが、どちらも「ナガイモ」ですか? (岩ちゃん 2026-08-31 19:57:19)
両方ともナガイモと思われます。葉の形には個体変異があります。ナガイモは葉柄や葉脈の基部が紫色になる傾向がありますが、ヤマノイモはこのようにならずに緑色です。果実の大きさや根の形状を見ればもっとはっきりするのですが。 (shibashiba 2026-09-01 00:24:23)
難しいですね。 種によっては、葉の微妙な特徴で同定しなければならない場合が多いのに、これだけ葉の外見が違っても個体変異なんですね。 種の特徴としての形態の差と、個別変異を見分ける上でのポイントはありますか? 長年の経験ですか? (岩ちゃん 2026-09-01 12:47:01)
そもそも植物を葉の形で同定するのは無理で、可能なのは限られた一部のものだけです。ナガイモの場合は基本的には下の写真のような形の葉が多く、ヤマノイモは葉の上部が出っ張らずに細長くスラっとした形をしています。また、これまで見てきたものでは、ナガイモは葉の表面に光沢があり、葉脈の基部が紫色を帯びているものが多いように思います。(日陰に生育しているものは紫色を帯びないもながあるかも知れません。)ヤマノイモは、これまで見てきた野生のものは、ナガイモほど葉に光沢がないように思います。(ヤマノイモの栽培品種では違うかも知れませんが。) 「むかご」を拾って帰り、家で栽培してみるとおもしろいです。秋の終わり頃、葉が枯れたときに芋を掘り出して食べてみると食感が違うのでよくわかります。 (shibashiba 2026-09-01 15:59:27)
明石公園の植物図鑑
図鑑スレッド
2026-09-01 15:32:31
ヒヨドリバナ
当初、フジバカマは、石垣の南側の一部のみに生育していると思っていたので、他の区域の似た花は、すべてヒヨドリバナにしています。ところが、研究者Aさんによると、他の区域のよく似た植物もほとんどはフジバカマで、一部ヒヨドリバナも生育しているということです。
ここでヒヨドリバナとしている植物の多くは、実はフジバカマだと思われますが、私には区別がつきません。
可能なら、精査して頂ければ、ありがたいです。
(岩ちゃん 2022-02-01 10:13:57)
現地で確認できたものは全てフジバカマであったので修正しました。撮影した写真で識別するのは困難なので、図鑑としては識別できたものを撮影することが望ましいと考えます。フジバカマとヒヨドリバナの説明文も誤解を生む内容が多かったので修正しました。手っ取り早く見分ける方法は、葉の表面の毛の有無、葉の裏面の腺点の有無、茎の下部の毛の有無を確認することです。
(shibashiba 2026-09-01 11:22:27)
ありがとうございます。積年のもやもやが晴れました。
全部フジバカマだったのですね。
詳しい補足説明もありがとうございます。共通データベースの履歴を見ると、どこが編集されたかがよくわかります。
なお、明石公園の植物図鑑には、まだ7枚の写真がヒヨドリバナのままです。
これらもすべてフジバカマに直していいですか?
(岩ちゃん 2026-09-01 11:50:55)
一つわからないことがあります。
説明文にもあるように、フジバカマの茎の下部の葉は3深裂(タイプによっては上部も3深裂)とあるのですが、この図鑑に掲載されているフジバカマの写真では、3深裂している葉は明確には、確認できません。それがモヤモヤの原因です。
\image(20260901030016_cc0df239.png)
これは当図鑑の写真の一部ですが、これが3深裂ですか?
3枚の葉だと思っていましたが、よく見ると繋がっていて一枚の葉のようですね。
(岩ちゃん 2026-09-01 12:01:24)
明石公園のフジバカマは、茎上部の葉は3深裂していません。茎下部の葉でも、全てが3深裂していることはないようです。最後の写真の葉が3枚であれば、対生しているので6枚の葉が輪生していることになってしまいます。深裂というのは葉のつけ根付近まで裂けているということです。葉が3深裂しているかどうかで見分けるより、葉の表面の毛や葉の裏の腺点の有無で見分ける方がよいと思います。ヒヨドリバナで名前を訂正せずに残っているものは、この生育場所について現地確認ができておらず、写真だけではどちらか判断できないものです。桜堀周辺にはヒヨドリバナ(倍数体)があるようなので、このエリアのものは慎重に見極める必要があります。
(shibashiba 2026-09-01 15:32:31)
当初、フジバカマは、石垣の南側の一部のみに生育していると思っていたので、他の区域の似た花は、すべてヒヨドリバナにしています。ところが、研究者Aさんによると、他の区域のよく似た植物もほとんどはフジバカマで、一部ヒヨドリバナも生育しているということです。 ここでヒヨドリバナとしている植物の多くは、実はフジバカマだと思われますが、私には区別がつきません。 可能なら、精査して頂ければ、ありがたいです。 (岩ちゃん 2022-02-01 10:13:57)
現地で確認できたものは全てフジバカマであったので修正しました。撮影した写真で識別するのは困難なので、図鑑としては識別できたものを撮影することが望ましいと考えます。フジバカマとヒヨドリバナの説明文も誤解を生む内容が多かったので修正しました。手っ取り早く見分ける方法は、葉の表面の毛の有無、葉の裏面の腺点の有無、茎の下部の毛の有無を確認することです。 (shibashiba 2026-09-01 11:22:27)
ありがとうございます。積年のもやもやが晴れました。 全部フジバカマだったのですね。 詳しい補足説明もありがとうございます。共通データベースの履歴を見ると、どこが編集されたかがよくわかります。 なお、明石公園の植物図鑑には、まだ7枚の写真がヒヨドリバナのままです。 これらもすべてフジバカマに直していいですか? (岩ちゃん 2026-09-01 11:50:55)
一つわからないことがあります。 説明文にもあるように、フジバカマの茎の下部の葉は3深裂(タイプによっては上部も3深裂)とあるのですが、この図鑑に掲載されているフジバカマの写真では、3深裂している葉は明確には、確認できません。それがモヤモヤの原因です。 \image(20260901030016_cc0df239.png) これは当図鑑の写真の一部ですが、これが3深裂ですか? 3枚の葉だと思っていましたが、よく見ると繋がっていて一枚の葉のようですね。 (岩ちゃん 2026-09-01 12:01:24)
明石公園のフジバカマは、茎上部の葉は3深裂していません。茎下部の葉でも、全てが3深裂していることはないようです。最後の写真の葉が3枚であれば、対生しているので6枚の葉が輪生していることになってしまいます。深裂というのは葉のつけ根付近まで裂けているということです。葉が3深裂しているかどうかで見分けるより、葉の表面の毛や葉の裏の腺点の有無で見分ける方がよいと思います。ヒヨドリバナで名前を訂正せずに残っているものは、この生育場所について現地確認ができておらず、写真だけではどちらか判断できないものです。桜堀周辺にはヒヨドリバナ(倍数体)があるようなので、このエリアのものは慎重に見極める必要があります。 (shibashiba 2026-09-01 15:32:31)
明石公園の植物図鑑
図鑑スレッド
2026-08-30 16:16:26
ヤブカンゾウ
APG III(2009年)からAPG IV(2016年)への改訂で「ツルボラン科」に変更になりました。
他にも変更になったものをまとめておきます。
# APG III から APG IV で変更・新設された主な科
## 1. 独立した科(ハエドクソウ科 → サギゴケ科)
日本の野原や道端でおなじみの植物が、新しい科として独立したケースです。
* **対象植物:** ムラサキサギゴケ、トキワハゼ など
* **APG III:** ハエドクソウ科(Phrymaceae)、あるいは旧分類のゴマノハグサ科
* **APG IV:** **サギゴケ科(Mazaceae)**として新しく独立。
* **背景:** ハエドクソウ科の中に含めるには遺伝的な差異が大きいことが明確になり、サギゴケ属(Mazus)などが独自の科として切り離されました。
## 2. 復活・分離した科(ミズキ科 → ヌマミズキ科)
一度は統合されたものの、「やはり別グループにするべき」として再度分離されたケースです。
* **対象植物:** ハンカチノキ、カンレンボク、ヌマミズキ など
* **APG III:** 広義のミズキ科(Cornaceae)に統合されていました。
* **APG IV:** **ヌマミズキ科(Nyssaceae)**として再び分離・独立。
* **背景:** ミズキ科にまとめてしまうとグループの特徴がぼやけてしまうことなどから、APG IVで元のヌマミズキ科を独立させる形に修正されました。
## 3. 園芸植物の独立(ヤマゴボウ科 → ジュズサンゴ科)
赤い可愛らしい実をつけ、園芸店でもよく見かける植物の分類変更です。
* **対象植物:** ジュズサンゴ など
* **APG III:** ヤマゴボウ科(Phytolaccaceae)
* **APG IV:** **ジュズサンゴ科(Petiveriaceae)**として分離・独立。
* **背景:** ナデシコ目の分類がより細かく整理された結果、ヤマゴボウ科から切り離されて独自の科が設立されました。
## 4. 【おさらい】科名のルール変更(ススキノキ科 → ツルボラン科)
先ほどのノカンゾウ・トウカンゾウのケースです。これは植物の移動というより「代表となる名前の差し替え」に近い変更です。
* **対象植物:** アロエ、ハオルチア、ノカンゾウ、ツルボラン など
* **APG III:** 広義の **ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)** という名前が採用されていました。
* **APG IV:** 広義の **ツルボラン科(Asphodelaceae)** という名前に変更されました。
* **背景:** 中身の植物グループはAPG IIIの時とほぼ同じですが、国際植物命名規約のルールの結果、「ススキノキ科」よりも「ツルボラン科」の名前を優先して保存・使用することに決まったため、看板が掛け替えられました。
(岩ちゃん 2026-08-20 11:24:53)
**YListではワスレグサ科**のままでした。
困ったものです。何に依拠してデータを構築していったらいいのかわかりません。
どうやら最新のAIが一番確かなようです。時代が変わりつつあるように思います。既存の権威ある図鑑が時代遅れになり、ネット上のYListですら変化についていけない?(岩ちゃん 2026-08-20 11:30:31)
AIにその疑問をぶつけて見ました。AIの回答は以下の通り:
---
# YListが「ワスレグサ科」を採用し続ける意図的な理由
YListが現在のAPG IV体系と異なる科名を採用し続けているのは、更新が滞っている(時代遅れである)からではなく、管理者の分類学的な見地に基づき**「あえて意図的にそのように扱っている」**と解釈するのが妥当です。その背景には、主に以下の2つの理由があります。
## 1. 意図的な和名の「提唱」
YListは放置された過去の遺物ではなく、現在も日本の植物分類学者(米倉浩司博士ら)によって日々更新されている「生きているデータベース」です。APG分類体系の枠組みを理解した上で、日本国内の名称として**「ワスレグサ科という和名を提唱する」**という、専門家としての明確な意思表示(スタンス)がとられています。
## 2. 「統合(Lumper)」か「細分(Splitter)」かの見解の相違
世界的な指標であるAPG分類体系は絶対の法律ではなく、学者間でも分類のアプローチが分かれます。
* **APG IV(統合派 / Lumper):**
アロエ、ワスレグサ、ツルボランなどを「遺伝的に近いから」という理由で、全てまとめて一つの大きな「広義のツルボラン科」とする立場。
* **YList(細分派 / Splitter):**
「遺伝的に近くても、形態や生態がこれほど違うグループを一つにまとめるのは大雑把すぎる」とし、日本の植物相を整理する上でより実用的な「狭義のワスレグサ科」を独立させて維持すべきだとする立場。
## 3. 結論
「システムが古いから」ではなく、「より細やかな分類を維持する方が実用的かつ適切である」という分類学者の意図的な判断が働いています。**国際的な最新基準(APG IVにおける広義のツルボラン科)**と、**国内の専門家が提唱する実用的な基準(YListにおける狭義のワスレグサ科)**が共存しているのが、現在の植物分類学のリアルな状況と言えます。
(岩ちゃん 2026-08-20 11:38:17)
shibashibaさん、どうしたらいいと思いますか?
(岩ちゃん 2026-08-20 11:45:11)
すごくよく調べられているのに驚きました。ツルボラン科かワスレグサ科かどちらがよいかという問題ですね。APG IVの分類による「新維管束植物分類表」を見ると、科名の学名としては先に発表されていたAsphodelaceae(ツルボラン科)が採用されましたが、和名はワスレグサ科とされています。
広義の科.狭義の科ということではなく、内容としてはツルボラン科、ワスレグサ科、ススキノキ科とされていたものが全て統合されています。新維管束植物分類表であえて学名と異なる和名を採用している理由については、引用書物を探して調べてみたいと思います。
YListや新維管束植物分類表では、科名や属名で学名と異なる和名を使っていることが時々見られます。日本にない植物よりも日本に生育したり馴染みのある植物の方がわかりやすいからだと思います。この考え方であれば、ワスレグサ科の方が日本にある植物なのでわかりやすい気がします。ただ、インターネット上ではワスレグサ科とツルボラン科が混在しているのが気になります。
(shibashiba 2026-08-20 16:48:48)
調べてみました。AIのいうような統合派と細分派の確執ということは見当たりません。AIはどこから情報を引っ張ってきたのでしょうか。
科の名称は、学名ではその科に含まれる代表的な属の名称が使われます。命名規約では先に記載された学名が優先されるので、ツルボラン属をもとにしたAsphodelaceae(ツルボラン科)が採用されました。しかし和名の場合は何も規約がないので、学名に使われた属名を和名に使わないといけないという制約はありません。そのためY-Listでワスレグサ科を採用しているのは、その科の中で日本に生育する種を含む属の和名を使う方がわかりやすいという考え方からのようです。
APG IVに変わったときに、Y-List製作者の米倉博士(東北大学・植物園・助教)は論文などではツルボラン科の名称を使われていました。一方、伊藤博士(東京大学大学院・教授)は上記の考え方からワスレグサ科の名称を使われていました。
米倉博士がY-Listや新維管束植物分類表の作成にあたり伊藤博士の考え方を採用したということのようです。日本植物園協会誌第49号(2014年)に米倉博士が書かれている記事を見つけました。
AIは情報源がはっきりせず、いろんな情報を重みをつけずに集めてきて作文するため、矛盾する複数の情報がある場合、質の悪い誤った情報が多ければ間違った結論を断言していることがよく見られます。AIの情報を鵜呑みにするのは危険です。注意して取り扱う必要があると思います。
よって、ツルボラン科かワスレグサ科かという問題は、個人的にはワスレグサ科の方を支持したいと思います。
他にも、アオキ目かガリア目か、アオキ科かガリア科か、サカキ科かモッコク科か、という同様の問題があります。全て、Y-Listや新維管束植物分類表に従っておくのがよいと考えます。
(shibashiba 2026-08-30 16:16:26)
APG III(2009年)からAPG IV(2016年)への改訂で「ツルボラン科」に変更になりました。 他にも変更になったものをまとめておきます。 # APG III から APG IV で変更・新設された主な科 ## 1. 独立した科(ハエドクソウ科 → サギゴケ科) 日本の野原や道端でおなじみの植物が、新しい科として独立したケースです。 * **対象植物:** ムラサキサギゴケ、トキワハゼ など * **APG III:** ハエドクソウ科(Phrymaceae)、あるいは旧分類のゴマノハグサ科 * **APG IV:** **サギゴケ科(Mazaceae)**として新しく独立。 * **背景:** ハエドクソウ科の中に含めるには遺伝的な差異が大きいことが明確になり、サギゴケ属(Mazus)などが独自の科として切り離されました。 ## 2. 復活・分離した科(ミズキ科 → ヌマミズキ科) 一度は統合されたものの、「やはり別グループにするべき」として再度分離されたケースです。 * **対象植物:** ハンカチノキ、カンレンボク、ヌマミズキ など * **APG III:** 広義のミズキ科(Cornaceae)に統合されていました。 * **APG IV:** **ヌマミズキ科(Nyssaceae)**として再び分離・独立。 * **背景:** ミズキ科にまとめてしまうとグループの特徴がぼやけてしまうことなどから、APG IVで元のヌマミズキ科を独立させる形に修正されました。 ## 3. 園芸植物の独立(ヤマゴボウ科 → ジュズサンゴ科) 赤い可愛らしい実をつけ、園芸店でもよく見かける植物の分類変更です。 * **対象植物:** ジュズサンゴ など * **APG III:** ヤマゴボウ科(Phytolaccaceae) * **APG IV:** **ジュズサンゴ科(Petiveriaceae)**として分離・独立。 * **背景:** ナデシコ目の分類がより細かく整理された結果、ヤマゴボウ科から切り離されて独自の科が設立されました。 ## 4. 【おさらい】科名のルール変更(ススキノキ科 → ツルボラン科) 先ほどのノカンゾウ・トウカンゾウのケースです。これは植物の移動というより「代表となる名前の差し替え」に近い変更です。 * **対象植物:** アロエ、ハオルチア、ノカンゾウ、ツルボラン など * **APG III:** 広義の **ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)** という名前が採用されていました。 * **APG IV:** 広義の **ツルボラン科(Asphodelaceae)** という名前に変更されました。 * **背景:** 中身の植物グループはAPG IIIの時とほぼ同じですが、国際植物命名規約のルールの結果、「ススキノキ科」よりも「ツルボラン科」の名前を優先して保存・使用することに決まったため、看板が掛け替えられました。 (岩ちゃん 2026-08-20 11:24:53)
**YListではワスレグサ科**のままでした。 困ったものです。何に依拠してデータを構築していったらいいのかわかりません。 どうやら最新のAIが一番確かなようです。時代が変わりつつあるように思います。既存の権威ある図鑑が時代遅れになり、ネット上のYListですら変化についていけない?(岩ちゃん 2026-08-20 11:30:31)
AIにその疑問をぶつけて見ました。AIの回答は以下の通り: --- # YListが「ワスレグサ科」を採用し続ける意図的な理由 YListが現在のAPG IV体系と異なる科名を採用し続けているのは、更新が滞っている(時代遅れである)からではなく、管理者の分類学的な見地に基づき**「あえて意図的にそのように扱っている」**と解釈するのが妥当です。その背景には、主に以下の2つの理由があります。 ## 1. 意図的な和名の「提唱」 YListは放置された過去の遺物ではなく、現在も日本の植物分類学者(米倉浩司博士ら)によって日々更新されている「生きているデータベース」です。APG分類体系の枠組みを理解した上で、日本国内の名称として**「ワスレグサ科という和名を提唱する」**という、専門家としての明確な意思表示(スタンス)がとられています。 ## 2. 「統合(Lumper)」か「細分(Splitter)」かの見解の相違 世界的な指標であるAPG分類体系は絶対の法律ではなく、学者間でも分類のアプローチが分かれます。 * **APG IV(統合派 / Lumper):** アロエ、ワスレグサ、ツルボランなどを「遺伝的に近いから」という理由で、全てまとめて一つの大きな「広義のツルボラン科」とする立場。 * **YList(細分派 / Splitter):** 「遺伝的に近くても、形態や生態がこれほど違うグループを一つにまとめるのは大雑把すぎる」とし、日本の植物相を整理する上でより実用的な「狭義のワスレグサ科」を独立させて維持すべきだとする立場。 ## 3. 結論 「システムが古いから」ではなく、「より細やかな分類を維持する方が実用的かつ適切である」という分類学者の意図的な判断が働いています。**国際的な最新基準(APG IVにおける広義のツルボラン科)**と、**国内の専門家が提唱する実用的な基準(YListにおける狭義のワスレグサ科)**が共存しているのが、現在の植物分類学のリアルな状況と言えます。 (岩ちゃん 2026-08-20 11:38:17)
shibashibaさん、どうしたらいいと思いますか? (岩ちゃん 2026-08-20 11:45:11)
すごくよく調べられているのに驚きました。ツルボラン科かワスレグサ科かどちらがよいかという問題ですね。APG IVの分類による「新維管束植物分類表」を見ると、科名の学名としては先に発表されていたAsphodelaceae(ツルボラン科)が採用されましたが、和名はワスレグサ科とされています。 広義の科.狭義の科ということではなく、内容としてはツルボラン科、ワスレグサ科、ススキノキ科とされていたものが全て統合されています。新維管束植物分類表であえて学名と異なる和名を採用している理由については、引用書物を探して調べてみたいと思います。 YListや新維管束植物分類表では、科名や属名で学名と異なる和名を使っていることが時々見られます。日本にない植物よりも日本に生育したり馴染みのある植物の方がわかりやすいからだと思います。この考え方であれば、ワスレグサ科の方が日本にある植物なのでわかりやすい気がします。ただ、インターネット上ではワスレグサ科とツルボラン科が混在しているのが気になります。 (shibashiba 2026-08-20 16:48:48)
調べてみました。AIのいうような統合派と細分派の確執ということは見当たりません。AIはどこから情報を引っ張ってきたのでしょうか。 科の名称は、学名ではその科に含まれる代表的な属の名称が使われます。命名規約では先に記載された学名が優先されるので、ツルボラン属をもとにしたAsphodelaceae(ツルボラン科)が採用されました。しかし和名の場合は何も規約がないので、学名に使われた属名を和名に使わないといけないという制約はありません。そのためY-Listでワスレグサ科を採用しているのは、その科の中で日本に生育する種を含む属の和名を使う方がわかりやすいという考え方からのようです。 APG IVに変わったときに、Y-List製作者の米倉博士(東北大学・植物園・助教)は論文などではツルボラン科の名称を使われていました。一方、伊藤博士(東京大学大学院・教授)は上記の考え方からワスレグサ科の名称を使われていました。 米倉博士がY-Listや新維管束植物分類表の作成にあたり伊藤博士の考え方を採用したということのようです。日本植物園協会誌第49号(2014年)に米倉博士が書かれている記事を見つけました。 AIは情報源がはっきりせず、いろんな情報を重みをつけずに集めてきて作文するため、矛盾する複数の情報がある場合、質の悪い誤った情報が多ければ間違った結論を断言していることがよく見られます。AIの情報を鵜呑みにするのは危険です。注意して取り扱う必要があると思います。 よって、ツルボラン科かワスレグサ科かという問題は、個人的にはワスレグサ科の方を支持したいと思います。 他にも、アオキ目かガリア目か、アオキ科かガリア科か、サカキ科かモッコク科か、という同様の問題があります。全て、Y-Listや新維管束植物分類表に従っておくのがよいと考えます。 (shibashiba 2026-08-30 16:16:26)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
写真スレッド
2026-08-25 01:53:35
ヤマノイモ
ヤッマノイモの雄株で、写っているのは雄花です。
(shibashiba 2026-07-23 17:47:06)
間違いました。花は雌花です。
(shibashiba 2026-08-25 01:53:35)
ヤッマノイモの雄株で、写っているのは雄花です。 (shibashiba 2026-07-23 17:47:06)
間違いました。花は雌花です。 (shibashiba 2026-08-25 01:53:35)
高山植物の図鑑
写真スレッド
2026-08-22 20:53:07
ハクサンフウロ(イブキフウロ)
この植物は、**イブキフウロ**(伊吹風露)である可能性が非常に高いです。<br><br>写真に見られる以下の特徴が、イブキフウロの同定ポイントとよく一致しています。<br><br>### 同定のポイント<br><br>* **花弁の特徴**:<br> * **色と模様**: 淡いピンク色の花弁に、濃い紫色の筋(脈条)がはっきりと入っています。これはイブキフウロの典型的な特徴です。<br> * **先端の形**: ハクサンフウロのように先端がギザギザに切れ込む(3浅裂する)ことがなく、丸みを帯びるか、わずかにくぼむ程度です。<br> * **基部の毛**: 拡大すると、花弁の基部(中心部)に白い毛が密生しているのが見えます。これも重要な特徴です。<br>* **葉の特徴**:<br> * 花の下にある葉(茎葉)は、ハクサンフウロほど深く、細かく裂けていません。5〜7裂程度で、裂片がやや幅広です。ミツバフウロ(3裂)とも異なります。<br>* **茎・花柄の毛**:<br> * 茎や花柄には、下向きの粗い毛(開出毛)が生えています。<br><br>### 似た種類との見分け方<br><br>* **ハクサンフウロ** (白山風露): 花弁の先端が不規則に3つに裂け、全体的に縁が波打ちます。また、葉がより深く、細かく裂ける(掌状に深く裂ける)点で区別できます。<br>* **ミツバフウロ** (三葉風露): 花が小さく(径1〜1.5cm程度)、花弁の筋もあまり目立ちません。葉が3つに深裂するのも特徴です。<br><br>写真の植物は、大きな花と鮮明な筋、丸い花弁の先端、葉の裂け方から、イブキフウロ(または近縁のタチフウロ)であると判断できます。タチフウロは通常イブキフウロより背が高くなりますが、花や葉の特徴は酷似しており、イブキフウロはタチフウロの変種とされています。撮影場所が伊吹山などの特定の地域であれば、よりイブキフウロの可能性が高まります。
(岩ちゃん 2026-08-22 20:37:38)
イブキフウロと同定しましたが、YListでは、イブキフウロはハクサンフウロのシノニム扱いであることがわかりました。つまり、同じ種という扱いです。ですから、ハクサンフウロで統一します。
(岩ちゃん 2026-08-22 20:53:07)
この植物は、**イブキフウロ**(伊吹風露)である可能性が非常に高いです。 写真に見られる以下の特徴が、イブキフウロの同定ポイントとよく一致しています。 ### 同定のポイント * **花弁の特徴**: * **色と模様**: 淡いピンク色の花弁に、濃い紫色の筋(脈条)がはっきりと入っています。これはイブキフウロの典型的な特徴です。 * **先端の形**: ハクサンフウロのように先端がギザギザに切れ込む(3浅裂する)ことがなく、丸みを帯びるか、わずかにくぼむ程度です。 * **基部の毛**: 拡大すると、花弁の基部(中心部)に白い毛が密生しているのが見えます。これも重要な特徴です。 * **葉の特徴**: * 花の下にある葉(茎葉)は、ハクサンフウロほど深く、細かく裂けていません。5〜7裂程度で、裂片がやや幅広です。ミツバフウロ(3裂)とも異なります。 * **茎・花柄の毛**: * 茎や花柄には、下向きの粗い毛(開出毛)が生えています。 ### 似た種類との見分け方 * **ハクサンフウロ** (白山風露): 花弁の先端が不規則に3つに裂け、全体的に縁が波打ちます。また、葉がより深く、細かく裂ける(掌状に深く裂ける)点で区別できます。 * **ミツバフウロ** (三葉風露): 花が小さく(径1〜1.5cm程度)、花弁の筋もあまり目立ちません。葉が3つに深裂するのも特徴です。 写真の植物は、大きな花と鮮明な筋、丸い花弁の先端、葉の裂け方から、イブキフウロ(または近縁のタチフウロ)であると判断できます。タチフウロは通常イブキフウロより背が高くなりますが、花や葉の特徴は酷似しており、イブキフウロはタチフウロの変種とされています。撮影場所が伊吹山などの特定の地域であれば、よりイブキフウロの可能性が高まります。 (岩ちゃん 2026-08-22 20:37:38)
イブキフウロと同定しましたが、YListでは、イブキフウロはハクサンフウロのシノニム扱いであることがわかりました。つまり、同じ種という扱いです。ですから、ハクサンフウロで統一します。 (岩ちゃん 2026-08-22 20:53:07)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
図鑑スレッド
2026-08-21 15:46:15
シソバタツナミ
イガタツナミソウもイガタツナミソウも、ylistでは標準和名として登録されておらず、シソバタツナミの別名として登録されていました。
正式和名はシソバタツナミですので、名前を変更させていただきました。
(岩ちゃん 2026-08-17 19:21:30)
ylistは既存の図鑑の集大成であるだけで、完全なものではないと考えます。タツナミソウの仲間の最新の分類は既存の図鑑に十分に反映していないため、イガタツナミソウがylistに載っていないのだと思います。
イガタツナミソウとシソバタツナミとは明らかに別種です。イガタツナミソウに戻すべきと考えます。
(shibashiba 2026-08-19 00:03:54)
イガタツナミソウとシソバタツナミをどう捉えるのか、AIに詳細な調査をさせました。
その結論です。
---
### 植物分類における「品種・変種・同種」の解釈の違いについて
植物図鑑やデータベース(YListなど)によって、ある植物を「変種」「品種」、あるいは「全く同種(シノニム)」とする解釈が分かれるのは、植物分類学の歴史やアプローチの変化によるものです。
#### 1. 解釈のズレが生じる理由
* **分類手法の進化:** かつては花の形や毛の有無といった「形態」による分類が主流でしたが、現代では「DNA解析(APG体系など)」が主流となり、見た目が違っても遺伝的に同じものは「同種」として統合されるケースが増えています。
* **連続的な変異の解明:** フィールド調査が進み、明確に分けられると思われていた2つのタイプ間に無数の中間型が存在すること(連続的変異)が判明し、境界線が引けずに同種とされることがあります。
#### 2. 具体例:イガタツナミソウとシソバタツナミ
この2つの名前は、分類の変遷をリアルに示しています。
* **旧来の図鑑や野外観察での見解:**
茎の毛の生え方(開出するかどうか)、節間の長さ、好む生育環境(乾いた土手か、湿った林床か)などの違いから、別種や変種として扱われてきました。
* **最新の図鑑(平凡社『改訂新版・日本の野生植物』など):**
過去の細分化の歴史に触れつつも、全国的に見ると「これらの区別は明瞭とはいえない」と結論づけています。
* **現代のデータベース(YList):**
明確な境界線が引けないため、「イガタツナミソウ」は「シソバタツナミ」の別名(シノニム)として統合されています。
#### 3. 図鑑やデータベースとの付き合い方
* **YList(最新のデータベース):** 現在の学術的な「標準」を把握するために使用します。
* **古い図鑑や地方版の図鑑:** 学術的には統合された名前でも、野外で観察できる確かな「形態の違い(バリエーション)」や「環境適応の姿」を知るための貴重な情報源として活用できます。
---
今後のこともあるので、きちっと調べた方が良いと思います。
AIは「**最新の図鑑(平凡社『改訂新版・日本の野生植物』など):** 過去の細分化の歴史に触れつつも、全国的に見ると『これらの区別は明瞭とはいえない』と結論づけています」と述べていますが、事実でしょうか?AIはよくハルシネーションを起こすので、実際にその図鑑を調べたいです。この図鑑はお持ちですか?
(岩ちゃん 2026-08-19 15:06:54)
さらに、この両者のシノニムとしての扱いの歴史についても、まとめさせました。
---
### イガタツナミソウとシソバタツナミの分類の歴史的変遷
分類学の歴史の中で、この2つの名前がどのように分けられ、そして統合(シノニム化)されてきたのか、その変遷をまとめました。
#### 1. 細分化と独立種の時代(1930年代〜1980年代)
かつての植物学では、わずかな形態の違いを元に新種を記載する「細分化」が主流でした。
* **種の確立**: 1937年、日本の植物分類学の権威である原寛(はらひろし)博士によって、イガタツナミソウは独立した種(学名:*Scutellaria kurokawae* H.Hara)として正式に発表されました。
* **当時の図鑑の扱い**: 旧版の『日本の野生植物』(平凡社)や『日本植物誌』(大井次三郎著・1953年)などの標準的な図鑑でも、シソバタツナミ(*Scutellaria laeteviolacea* Koidz.)とは明確に別の種として掲載されていました。
#### 2. 形態による区別の試みと議論(20世紀後半)
野外観察者や研究者の間では、この2種を見分けるための「同定ポイント」が長らく議論されてきました。
* **毛の向き**: シソバタツナミの茎の毛が「下向き(または上向き)に曲がる」のに対し、イガタツナミソウは「開出する(真横に真っ直ぐ生える)」とされました。
* **草姿の違い**: イガタツナミソウの方が節間(葉と葉の間)が長く、背が高くなる傾向があるとされました。
#### 3. 統合とシノニムの時代(2000年代〜現在)
その後の広範なフィールド調査やDNA解析技術の発達により、植物分類の基準が「見た目」から「遺伝的な連続性」へとシフトしました。
* **連続的変異の確認**: 毛の向きや節間の長さといった特徴は、生育環境(日照や水分量)によって変化しやすく、明確な境界線を引けない(連続的に変化する)ことが明らかになりました。
* **現在の図鑑・データベースの扱い**: 最新の『改訂新版・日本の野生植物』(平凡社)や、標準和名・学名インデックスである『YList』では、「イガタツナミソウ(*Scutellaria kurokawae*)」は独立した種としての地位を失いました。現在は「シソバタツナミ(*Scutellaria laeteviolacea*)」と全く同一の植物を指す**別名(シノニム)**として完全に統合されています。
(岩ちゃん 2026-08-19 15:29:17)
権威ある図鑑平凡社『日本の野生植物』での取り扱いに変化があるということなので、詳しく調査させました。
---
### 平凡社『日本の野生植物』におけるイガタツナミソウとシソバタツナミの扱い
この2種の扱いは、図鑑の「旧版」と「改訂新版」で分類学的な解釈が180度変わっており、研究の進展による「種の統合」を象徴する事例となっています。
#### 1. 旧版(1981年発行)での扱い:独立種として区別
約30年前に発行された旧版(草本Ⅲ)では、形態重視の分類が採用されていました。
* **見解:** 茎の毛の生え方(開出毛)などの違いから、イガタツナミソウとシソバタツナミは**別の植物(独立種)**として記載され、明確に分けられていました。
#### 2. 改訂新版(2017年発行)での扱い:シソバタツナミに統合
現在の最新基準である改訂新版(第5巻)では、DNA解析やフィールド調査による「連続的変異」の解明が反映されています。
* **標準和名:** **シソバタツナミ**(イガタツナミソウは独立種として認めず統合)
* **図鑑内の解説:** 「茎の高低や毛の性質、花序の疎密などによってホナガタツナミソウ、イガタツナミなどが分けられたが、**これらの区別は明瞭とはいえない**」と明記されています。
* **結論:** 部分的な形態の違いで分けることは不可能であると判断され、同じ種としてまとめられました。
#### 3. 考察
「オオバノトンボソウ」や「ツボスミレ」のケースが【どちらの和名を採用するかという命名の対立】であったのに対し、本件は**【研究が進んだ結果、分類の基準が変わり、別種とされていたものが同種に統合された】**という、植物分類学の王道とも言えるアップデートの典型例です。古い図鑑と新しい図鑑やデータベース(YList等)を見比べた際に、名前が消滅(吸収)していて混乱を招きやすいケースの一つと言えます。
(岩ちゃん 2026-08-19 16:01:04)
以上の調査から、YListも『改訂新版 日本の野生植物』もどちらもシソタツナミを推しているので、私は **シソタツナミ** を使うのが適切であると考えます。
(岩ちゃん 2026-08-19 16:02:43)
タツナミソウの仲間の分類は難しいです。私は、イガタツナミといわれているものは兵庫県南部で何か所か見ていますが、シソバタツナミといわれるものは見たことがありません。兵庫県のレッドリストでは、イガタツナミがCランク、シソバタツナミが要調査種として別種として掲載されています。
シソバタツナミとされているものは、西宮市北部で確認されているだけです。一方、シソバタツナミの変種のトウゴクシソバタツナミは図鑑では中部地方以北に分布するとなっていますが、兵庫県内の各地で確認されており、私も何か所かで見ています。イガタツナミ(イガタツナミソウ)は数府県がレッドリストの対象としており、シソバタツナミを対象にしているのは兵庫県だけです。兵庫県のレッドリスト作成にあたっては、学者が県内の全標本をチェックし、よくわからないものはその分野の研究者に標本を送ってまで同定した結果を元にしています。私も茎の毛の状態で上記の3種を見分けることができてきました。この3種についてはまだ十分に調べられていないような気がします。イガタツナミとシソバタツナミは中間的なものがありうまく区分できないので、ひとつにまとめてしまったというところではないでしょうか。
兵庫県のレッドリストとの整合を図る意味で、今しばらくはイガタツナミを独立して扱う方がよいように思います。
(shibashiba 2026-08-20 18:14:24)
タツナミソウの仲間について、引き続き調べてみました。このグループを対象にしたDNA解析が行われたかどうか疑問です。それらしい文献が見当たりません。この仲間は形質の変異が大きく、全国的に多くの地域の個体をもとに、いろんな形質の変異の幅を調べる必要があります。
トウゴクシソバタツナミはシソバタツナミの変種とされていますが、中部地方から東北地方以外に兵庫県、四国、九州にも分布が知られています。西宮市におられた故・松岡久成氏が詳しく調べられていますが、中部地方以北のものと兵庫県のものでは葉の毛の状態や葉の斑の色に少し違うところがあるといわれ、別系統なのかも知れません。
イガタツナミといわれるものは、独立種とされたりシソバタツナミの変種とされたりしてきました。茎の毛や花弁の斑の模様にも変異があるようで、エリアごとに各形質の変異を統計処理して、兵庫県外のシソバタツナミや県内・県外のトウゴクシソバタツナミと比較すれば違いの有無が見えてくると思われますが、そこまで調べられていないのが現状と思います。詳細に比較検討したという文献が見当たりません。
(shibashiba 2026-08-21 15:46:15)
イガタツナミソウもイガタツナミソウも、ylistでは標準和名として登録されておらず、シソバタツナミの別名として登録されていました。 正式和名はシソバタツナミですので、名前を変更させていただきました。 (岩ちゃん 2026-08-17 19:21:30)
ylistは既存の図鑑の集大成であるだけで、完全なものではないと考えます。タツナミソウの仲間の最新の分類は既存の図鑑に十分に反映していないため、イガタツナミソウがylistに載っていないのだと思います。 イガタツナミソウとシソバタツナミとは明らかに別種です。イガタツナミソウに戻すべきと考えます。 (shibashiba 2026-08-19 00:03:54)
イガタツナミソウとシソバタツナミをどう捉えるのか、AIに詳細な調査をさせました。 その結論です。 --- ### 植物分類における「品種・変種・同種」の解釈の違いについて 植物図鑑やデータベース(YListなど)によって、ある植物を「変種」「品種」、あるいは「全く同種(シノニム)」とする解釈が分かれるのは、植物分類学の歴史やアプローチの変化によるものです。 #### 1. 解釈のズレが生じる理由 * **分類手法の進化:** かつては花の形や毛の有無といった「形態」による分類が主流でしたが、現代では「DNA解析(APG体系など)」が主流となり、見た目が違っても遺伝的に同じものは「同種」として統合されるケースが増えています。 * **連続的な変異の解明:** フィールド調査が進み、明確に分けられると思われていた2つのタイプ間に無数の中間型が存在すること(連続的変異)が判明し、境界線が引けずに同種とされることがあります。 #### 2. 具体例:イガタツナミソウとシソバタツナミ この2つの名前は、分類の変遷をリアルに示しています。 * **旧来の図鑑や野外観察での見解:** 茎の毛の生え方(開出するかどうか)、節間の長さ、好む生育環境(乾いた土手か、湿った林床か)などの違いから、別種や変種として扱われてきました。 * **最新の図鑑(平凡社『改訂新版・日本の野生植物』など):** 過去の細分化の歴史に触れつつも、全国的に見ると「これらの区別は明瞭とはいえない」と結論づけています。 * **現代のデータベース(YList):** 明確な境界線が引けないため、「イガタツナミソウ」は「シソバタツナミ」の別名(シノニム)として統合されています。 #### 3. 図鑑やデータベースとの付き合い方 * **YList(最新のデータベース):** 現在の学術的な「標準」を把握するために使用します。 * **古い図鑑や地方版の図鑑:** 学術的には統合された名前でも、野外で観察できる確かな「形態の違い(バリエーション)」や「環境適応の姿」を知るための貴重な情報源として活用できます。 --- 今後のこともあるので、きちっと調べた方が良いと思います。 AIは「**最新の図鑑(平凡社『改訂新版・日本の野生植物』など):** 過去の細分化の歴史に触れつつも、全国的に見ると『これらの区別は明瞭とはいえない』と結論づけています」と述べていますが、事実でしょうか?AIはよくハルシネーションを起こすので、実際にその図鑑を調べたいです。この図鑑はお持ちですか? (岩ちゃん 2026-08-19 15:06:54)
さらに、この両者のシノニムとしての扱いの歴史についても、まとめさせました。 --- ### イガタツナミソウとシソバタツナミの分類の歴史的変遷 分類学の歴史の中で、この2つの名前がどのように分けられ、そして統合(シノニム化)されてきたのか、その変遷をまとめました。 #### 1. 細分化と独立種の時代(1930年代〜1980年代) かつての植物学では、わずかな形態の違いを元に新種を記載する「細分化」が主流でした。 * **種の確立**: 1937年、日本の植物分類学の権威である原寛(はらひろし)博士によって、イガタツナミソウは独立した種(学名:*Scutellaria kurokawae* H.Hara)として正式に発表されました。 * **当時の図鑑の扱い**: 旧版の『日本の野生植物』(平凡社)や『日本植物誌』(大井次三郎著・1953年)などの標準的な図鑑でも、シソバタツナミ(*Scutellaria laeteviolacea* Koidz.)とは明確に別の種として掲載されていました。 #### 2. 形態による区別の試みと議論(20世紀後半) 野外観察者や研究者の間では、この2種を見分けるための「同定ポイント」が長らく議論されてきました。 * **毛の向き**: シソバタツナミの茎の毛が「下向き(または上向き)に曲がる」のに対し、イガタツナミソウは「開出する(真横に真っ直ぐ生える)」とされました。 * **草姿の違い**: イガタツナミソウの方が節間(葉と葉の間)が長く、背が高くなる傾向があるとされました。 #### 3. 統合とシノニムの時代(2000年代〜現在) その後の広範なフィールド調査やDNA解析技術の発達により、植物分類の基準が「見た目」から「遺伝的な連続性」へとシフトしました。 * **連続的変異の確認**: 毛の向きや節間の長さといった特徴は、生育環境(日照や水分量)によって変化しやすく、明確な境界線を引けない(連続的に変化する)ことが明らかになりました。 * **現在の図鑑・データベースの扱い**: 最新の『改訂新版・日本の野生植物』(平凡社)や、標準和名・学名インデックスである『YList』では、「イガタツナミソウ(*Scutellaria kurokawae*)」は独立した種としての地位を失いました。現在は「シソバタツナミ(*Scutellaria laeteviolacea*)」と全く同一の植物を指す**別名(シノニム)**として完全に統合されています。 (岩ちゃん 2026-08-19 15:29:17)
権威ある図鑑平凡社『日本の野生植物』での取り扱いに変化があるということなので、詳しく調査させました。 --- ### 平凡社『日本の野生植物』におけるイガタツナミソウとシソバタツナミの扱い この2種の扱いは、図鑑の「旧版」と「改訂新版」で分類学的な解釈が180度変わっており、研究の進展による「種の統合」を象徴する事例となっています。 #### 1. 旧版(1981年発行)での扱い:独立種として区別 約30年前に発行された旧版(草本Ⅲ)では、形態重視の分類が採用されていました。 * **見解:** 茎の毛の生え方(開出毛)などの違いから、イガタツナミソウとシソバタツナミは**別の植物(独立種)**として記載され、明確に分けられていました。 #### 2. 改訂新版(2017年発行)での扱い:シソバタツナミに統合 現在の最新基準である改訂新版(第5巻)では、DNA解析やフィールド調査による「連続的変異」の解明が反映されています。 * **標準和名:** **シソバタツナミ**(イガタツナミソウは独立種として認めず統合) * **図鑑内の解説:** 「茎の高低や毛の性質、花序の疎密などによってホナガタツナミソウ、イガタツナミなどが分けられたが、**これらの区別は明瞭とはいえない**」と明記されています。 * **結論:** 部分的な形態の違いで分けることは不可能であると判断され、同じ種としてまとめられました。 #### 3. 考察 「オオバノトンボソウ」や「ツボスミレ」のケースが【どちらの和名を採用するかという命名の対立】であったのに対し、本件は**【研究が進んだ結果、分類の基準が変わり、別種とされていたものが同種に統合された】**という、植物分類学の王道とも言えるアップデートの典型例です。古い図鑑と新しい図鑑やデータベース(YList等)を見比べた際に、名前が消滅(吸収)していて混乱を招きやすいケースの一つと言えます。 (岩ちゃん 2026-08-19 16:01:04)
以上の調査から、YListも『改訂新版 日本の野生植物』もどちらもシソタツナミを推しているので、私は **シソタツナミ** を使うのが適切であると考えます。 (岩ちゃん 2026-08-19 16:02:43)
タツナミソウの仲間の分類は難しいです。私は、イガタツナミといわれているものは兵庫県南部で何か所か見ていますが、シソバタツナミといわれるものは見たことがありません。兵庫県のレッドリストでは、イガタツナミがCランク、シソバタツナミが要調査種として別種として掲載されています。 シソバタツナミとされているものは、西宮市北部で確認されているだけです。一方、シソバタツナミの変種のトウゴクシソバタツナミは図鑑では中部地方以北に分布するとなっていますが、兵庫県内の各地で確認されており、私も何か所かで見ています。イガタツナミ(イガタツナミソウ)は数府県がレッドリストの対象としており、シソバタツナミを対象にしているのは兵庫県だけです。兵庫県のレッドリスト作成にあたっては、学者が県内の全標本をチェックし、よくわからないものはその分野の研究者に標本を送ってまで同定した結果を元にしています。私も茎の毛の状態で上記の3種を見分けることができてきました。この3種についてはまだ十分に調べられていないような気がします。イガタツナミとシソバタツナミは中間的なものがありうまく区分できないので、ひとつにまとめてしまったというところではないでしょうか。 兵庫県のレッドリストとの整合を図る意味で、今しばらくはイガタツナミを独立して扱う方がよいように思います。 (shibashiba 2026-08-20 18:14:24)
タツナミソウの仲間について、引き続き調べてみました。このグループを対象にしたDNA解析が行われたかどうか疑問です。それらしい文献が見当たりません。この仲間は形質の変異が大きく、全国的に多くの地域の個体をもとに、いろんな形質の変異の幅を調べる必要があります。 トウゴクシソバタツナミはシソバタツナミの変種とされていますが、中部地方から東北地方以外に兵庫県、四国、九州にも分布が知られています。西宮市におられた故・松岡久成氏が詳しく調べられていますが、中部地方以北のものと兵庫県のものでは葉の毛の状態や葉の斑の色に少し違うところがあるといわれ、別系統なのかも知れません。 イガタツナミといわれるものは、独立種とされたりシソバタツナミの変種とされたりしてきました。茎の毛や花弁の斑の模様にも変異があるようで、エリアごとに各形質の変異を統計処理して、兵庫県外のシソバタツナミや県内・県外のトウゴクシソバタツナミと比較すれば違いの有無が見えてくると思われますが、そこまで調べられていないのが現状と思います。詳細に比較検討したという文献が見当たりません。 (shibashiba 2026-08-21 15:46:15)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
図鑑スレッド
2026-08-19 19:38:51
オオバノトンボソウ(ノヤマトンボ)
オオバノトンボソウはylistに掲載されていません。
標準和名は、ノヤマトンボで、その別名として、オオバノトンボソウ, ノヤマトンボソウ, タイワンヤマトンボなどが掲載されています。
標準和名のノヤマトンボに変えてもいいですか?
(岩ちゃん 2026-08-17 21:08:16)
牧野富太郎がオオバノトンボソウの和名を Platanthera sachalinensis (オオヤマサギソウ)に移し、オオバノトンボソウと呼ばれていた種の和名をノヤマトンボソウと新称しました。しかし、和名の混乱を恐れた前川文夫が元のオオバノトンボソウの名に戻したといわれています。
そのため、図鑑によって両方の名前が使われています。ylistでは理由はわかりませんがノヤマトンボを標準名とし、オオバノトンボソウを別名としています。最新の図鑑「日本の野生植物(平凡社)」ではオオバノトンボソウの和名を使用しておおり、ノヤマトンボは別名としても掲載されていません。
上記のことを総合的に考えると、オオバノトンボソウとしておく方がよいように思えます。
(shibashiba 2026-08-19 00:24:46)
この2つの名前についても、AIに調査させました。
---
### ノヤマトンボとオオバノトンボソウの和名に関する見解の相違
この2つの名前は **全く同一のラン科植物(学名:*Platanthera minor*)** を指しており、植物学的な形態や遺伝子による区別はありません。焦点となっているのは、「どちらの和名(日本語名)を公式な標準として採用するか」という、分類学者間の歴史的な見解の相違です。
##### 1. 和名変更の歴史的経緯
* **本来の名前:** 古くから「オオバノトンボソウ」として広く親しまれていました。
* **牧野博士の改名(1940年):** 牧野富太郎博士が、別のラン科植物(現在のオオヤマサギソウ)に「オオバノトンボソウ」の名を当てようとし、玉突き的に本種を「ノヤマトンボ(ソウ)」へと改名しました。
* **前川博士の差し戻し(1961年):** 日本のラン科植物研究の権威である前川文夫博士が、これ以上の混乱を避けるために本来の「オオバノトンボソウ」へ名前を差し戻しました。
#### 2. 現在の権威・データベースにおける扱いの割れ
現在、この「差し戻し」をどう評価するかによって、日本の植物学界を代表する2つの指標で標準和名が真っ二つに分かれています。
* **YList(植物名データベース)のスタンス**
* **標準和名:** ノヤマトンボ
* **扱い:** 「オオバノトンボソウ」は別名として扱われています。本種の学名(*minor* = より小さい)と、「オオバ(大葉)」という和名が持つ意味の矛盾を避ける意図などが背景にあると推測されます。
* **平凡社『改訂新版 日本の野生植物』のスタンス**
* **標準和名:** オオバノトンボソウ
* **扱い:** 牧野博士による一時的な改名を不適切とし、前川博士の差し戻しを強く支持しています。「ノヤマトンボ」という名前は別名としてすら掲載されておらず、明確に採用を拒否(リジェクト)する強い意思表示がなされています。
#### 3. まとめ
野外で観察する植物としての正体は一つですが、参照する文献やデータベース(YListを基準とするか、最新の権威ある図鑑を基準とするか)によって「正式な名前」が異なるという、和名命名の歴史的論争を象徴する事例です。
(岩ちゃん 2026-08-19 15:41:00)
これについては、YListと『改訂新版 日本の野生植物』で意見が割れていますので、私としては判断できません。shibashibaさんが「オオバノバノトンボソウとしておく方がよい」とお考えですので、**「オオバノトンボソウ」** を使うのが適切だと考えます。
(岩ちゃん 2026-08-19 16:07:49)
オオバノトンボソウはylistに掲載されていません。 標準和名は、ノヤマトンボで、その別名として、オオバノトンボソウ, ノヤマトンボソウ, タイワンヤマトンボなどが掲載されています。 標準和名のノヤマトンボに変えてもいいですか? (岩ちゃん 2026-08-17 21:08:16)
牧野富太郎がオオバノトンボソウの和名を Platanthera sachalinensis (オオヤマサギソウ)に移し、オオバノトンボソウと呼ばれていた種の和名をノヤマトンボソウと新称しました。しかし、和名の混乱を恐れた前川文夫が元のオオバノトンボソウの名に戻したといわれています。 そのため、図鑑によって両方の名前が使われています。ylistでは理由はわかりませんがノヤマトンボを標準名とし、オオバノトンボソウを別名としています。最新の図鑑「日本の野生植物(平凡社)」ではオオバノトンボソウの和名を使用しておおり、ノヤマトンボは別名としても掲載されていません。 上記のことを総合的に考えると、オオバノトンボソウとしておく方がよいように思えます。 (shibashiba 2026-08-19 00:24:46)
この2つの名前についても、AIに調査させました。 --- ### ノヤマトンボとオオバノトンボソウの和名に関する見解の相違 この2つの名前は **全く同一のラン科植物(学名:*Platanthera minor*)** を指しており、植物学的な形態や遺伝子による区別はありません。焦点となっているのは、「どちらの和名(日本語名)を公式な標準として採用するか」という、分類学者間の歴史的な見解の相違です。 ##### 1. 和名変更の歴史的経緯 * **本来の名前:** 古くから「オオバノトンボソウ」として広く親しまれていました。 * **牧野博士の改名(1940年):** 牧野富太郎博士が、別のラン科植物(現在のオオヤマサギソウ)に「オオバノトンボソウ」の名を当てようとし、玉突き的に本種を「ノヤマトンボ(ソウ)」へと改名しました。 * **前川博士の差し戻し(1961年):** 日本のラン科植物研究の権威である前川文夫博士が、これ以上の混乱を避けるために本来の「オオバノトンボソウ」へ名前を差し戻しました。 #### 2. 現在の権威・データベースにおける扱いの割れ 現在、この「差し戻し」をどう評価するかによって、日本の植物学界を代表する2つの指標で標準和名が真っ二つに分かれています。 * **YList(植物名データベース)のスタンス** * **標準和名:** ノヤマトンボ * **扱い:** 「オオバノトンボソウ」は別名として扱われています。本種の学名(*minor* = より小さい)と、「オオバ(大葉)」という和名が持つ意味の矛盾を避ける意図などが背景にあると推測されます。 * **平凡社『改訂新版 日本の野生植物』のスタンス** * **標準和名:** オオバノトンボソウ * **扱い:** 牧野博士による一時的な改名を不適切とし、前川博士の差し戻しを強く支持しています。「ノヤマトンボ」という名前は別名としてすら掲載されておらず、明確に採用を拒否(リジェクト)する強い意思表示がなされています。 #### 3. まとめ 野外で観察する植物としての正体は一つですが、参照する文献やデータベース(YListを基準とするか、最新の権威ある図鑑を基準とするか)によって「正式な名前」が異なるという、和名命名の歴史的論争を象徴する事例です。 (岩ちゃん 2026-08-19 15:41:00)
これについては、YListと『改訂新版 日本の野生植物』で意見が割れていますので、私としては判断できません。shibashibaさんが「オオバノバノトンボソウとしておく方がよい」とお考えですので、**「オオバノトンボソウ」** を使うのが適切だと考えます。 (岩ちゃん 2026-08-19 16:07:49)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
全体ディスカッション
2026-08-19 16:37:23
shibashibaさんから問題提起された3つの事例について、色々と調査して面白かったです。テーマは2つありました。改めて、整理してみました。
### 植物図鑑・データベースにおける分類と和名の変遷に関する総括
植物の名前や分類の扱いが文献によって異なる背景には、大きく分けて「生物学的な分類基準のアップデート(テーマ1)」と、「和名の命名哲学の対立(テーマ2)」という2つの全く異なるベクトルが存在します。
#### テーマ1:分類手法の進化による名前の取り扱いの変化
かつては「別の植物(変種や別種)」とされていたものが、研究の進展により「全く同じ植物(シノニム)」として統合されるケースです。生物学的な解釈そのものが変化した結果生じます。
* **背景:**
* **過去(細分化):** 花の形や毛の有無といった「見た目(形態)」を重視し、少しでも違いがあれば別名を付けていた。
* **現代(統合):** DNA解析の導入や、広範なフィールド調査による「連続的変異(グラデーション)」の解明により、明確な境界線が引けないものは同種としてまとめるようになった。
* **象徴的な事例:【イガタツナミソウ vs シソバタツナミ】**
* **旧図鑑の見解:** 茎の毛が横に向かって生える(開出毛)などの特徴から「イガタツナミソウ」という独立種として区別していた。
* **現在の見解(YList・最新の平凡社図鑑など):** 毛の性質などで明確に区別することは不可能であると結論づけられ、「シソバタツナミ」の中に完全に統合(シノニム化)された。
#### テーマ2:同種における「標準和名」の採用争い
植物としては「全く同じ1つの種である」という見解で一致しているにもかかわらず、「どの日本語名(和名)を公式の標準とするか」という人間側の解釈や立場の違いによって生じる対立です。
* **背景:**
古典文学との整合性、学名(ラテン語)の意味との矛盾、現場での実用性、あるいは過去の著名な学者(牧野富太郎博士など)による改名の歴史をどう評価するかによって、陣営が分かれます。
* **象徴的な事例A:【ツボスミレ vs ニョイスミレ】**
* **争点:** 古典文学の解釈と、分類学的な先取権のどちらを重んじるか。
* **ツボスミレ派:** YList、最新の平凡社図鑑など(総合・学術基準)。古くから定着している名前を優先。
* **ニョイスミレ派:** スミレの専門図鑑など(現場・実用基準)。古典上のツボスミレ(紫の花)との混同を避けるための牧野博士の改名を支持。
* **象徴的な事例B:【オオバノトンボソウ vs ノヤマトンボ】**
* **争点:** 学名の意味との整合性と、歴史的な和名の差し戻しをどう評価するか。
* **ノヤマトンボ派:** YList。学名(*minor*=小さい)と「オオバ(大葉)」の意味の矛盾を避けるため、牧野博士が改名した名前を採用。
* **オオバノトンボソウ派:** 最新の平凡社図鑑。牧野博士による改名を不適切とし、本来の名前への差し戻しを強く支持。別名としての「ノヤマトンボ」すら掲載しない強硬なスタンス。
#### 全体のまとめ
図鑑やデータベースを利用する際、探している植物が見つからなかったり、扱いが違ったりした場合は、以下のどちらのパターンに当てはまるかを考えることが重要です。
1. **「分類のアップデート」が起きたのか?**(テーマ1:昔は分けられていたが、今は統合された)
2. **「和名の派閥争い」が起きているのか?**(テーマ2:植物は同じだが、採用されている名前が違う)
この2つの視点を持つことで、植物分類の歴史的背景をより深く、立体的に読み解くことができます。
#### 現実的なスタンス
とはいえ、新しい種をBPUCPhotoに登録する際、そこまで詳しく調査することは現実的ではありません。
BPUCPhotoは現時点で、3697種を掲載しています。そのうち、かなりの種の説明がなかったで、この間頑張って整備してきました。現時点で説明が未登録の種は約200種類です。8月中には、すべての種に説明をつけます。
植物については、**YListを使って標準和名や学名を登録**します。
しかし、YListが植物学の憲法であるわけではないので、今回のように異論があれば掲示板で問題提起してください。
詳細に調査して、皆さんで合意できる形で決着をつけて進んでいきたいと思っています。
(岩ちゃん 2026-08-19 16:30:20)
shibashibaさんから問題提起された3つの事例について、色々と調査して面白かったです。テーマは2つありました。改めて、整理してみました。 ### 植物図鑑・データベースにおける分類と和名の変遷に関する総括 植物の名前や分類の扱いが文献によって異なる背景には、大きく分けて「生物学的な分類基準のアップデート(テーマ1)」と、「和名の命名哲学の対立(テーマ2)」という2つの全く異なるベクトルが存在します。 #### テーマ1:分類手法の進化による名前の取り扱いの変化 かつては「別の植物(変種や別種)」とされていたものが、研究の進展により「全く同じ植物(シノニム)」として統合されるケースです。生物学的な解釈そのものが変化した結果生じます。 * **背景:** * **過去(細分化):** 花の形や毛の有無といった「見た目(形態)」を重視し、少しでも違いがあれば別名を付けていた。 * **現代(統合):** DNA解析の導入や、広範なフィールド調査による「連続的変異(グラデーション)」の解明により、明確な境界線が引けないものは同種としてまとめるようになった。 * **象徴的な事例:【イガタツナミソウ vs シソバタツナミ】** * **旧図鑑の見解:** 茎の毛が横に向かって生える(開出毛)などの特徴から「イガタツナミソウ」という独立種として区別していた。 * **現在の見解(YList・最新の平凡社図鑑など):** 毛の性質などで明確に区別することは不可能であると結論づけられ、「シソバタツナミ」の中に完全に統合(シノニム化)された。 #### テーマ2:同種における「標準和名」の採用争い 植物としては「全く同じ1つの種である」という見解で一致しているにもかかわらず、「どの日本語名(和名)を公式の標準とするか」という人間側の解釈や立場の違いによって生じる対立です。 * **背景:** 古典文学との整合性、学名(ラテン語)の意味との矛盾、現場での実用性、あるいは過去の著名な学者(牧野富太郎博士など)による改名の歴史をどう評価するかによって、陣営が分かれます。 * **象徴的な事例A:【ツボスミレ vs ニョイスミレ】** * **争点:** 古典文学の解釈と、分類学的な先取権のどちらを重んじるか。 * **ツボスミレ派:** YList、最新の平凡社図鑑など(総合・学術基準)。古くから定着している名前を優先。 * **ニョイスミレ派:** スミレの専門図鑑など(現場・実用基準)。古典上のツボスミレ(紫の花)との混同を避けるための牧野博士の改名を支持。 * **象徴的な事例B:【オオバノトンボソウ vs ノヤマトンボ】** * **争点:** 学名の意味との整合性と、歴史的な和名の差し戻しをどう評価するか。 * **ノヤマトンボ派:** YList。学名(*minor*=小さい)と「オオバ(大葉)」の意味の矛盾を避けるため、牧野博士が改名した名前を採用。 * **オオバノトンボソウ派:** 最新の平凡社図鑑。牧野博士による改名を不適切とし、本来の名前への差し戻しを強く支持。別名としての「ノヤマトンボ」すら掲載しない強硬なスタンス。 #### 全体のまとめ 図鑑やデータベースを利用する際、探している植物が見つからなかったり、扱いが違ったりした場合は、以下のどちらのパターンに当てはまるかを考えることが重要です。 1. **「分類のアップデート」が起きたのか?**(テーマ1:昔は分けられていたが、今は統合された) 2. **「和名の派閥争い」が起きているのか?**(テーマ2:植物は同じだが、採用されている名前が違う) この2つの視点を持つことで、植物分類の歴史的背景をより深く、立体的に読み解くことができます。 #### 現実的なスタンス とはいえ、新しい種をBPUCPhotoに登録する際、そこまで詳しく調査することは現実的ではありません。 BPUCPhotoは現時点で、3697種を掲載しています。そのうち、かなりの種の説明がなかったで、この間頑張って整備してきました。現時点で説明が未登録の種は約200種類です。8月中には、すべての種に説明をつけます。 植物については、**YListを使って標準和名や学名を登録**します。 しかし、YListが植物学の憲法であるわけではないので、今回のように異論があれば掲示板で問題提起してください。 詳細に調査して、皆さんで合意できる形で決着をつけて進んでいきたいと思っています。 (岩ちゃん 2026-08-19 16:30:20)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
写真スレッド
2026-08-19 16:09:50
ツボスミレ(ニョイスミレ)
ylistでは、ニョイスミレはツボスミレの別名扱いになっています。
**「別名: ニョイスミレ (Makino 1952: 1280), コマノツメ」**
標準和名にはないので、スボスミレに変えてはどうかと思うのですが、いかがですか?
(岩ちゃん 2026-08-16 20:17:43)
確かに標準和名はツボスミレで、ニョイスミレは別名です。しかし、ツボスミレという名称は別種のタチツボスミレと紛らわしいので、私はあえてニョイスミレの名称を使っています。かたくなにylistにこだわらなくてもよいように思いますが、いかがでしょうか。
(shibashiba 2026-08-19 00:35:39)
この二つの名前の歴史についても、AIに調査させました。
---
### ニョイスミレとツボスミレの分類上の扱いについて
結論から申し上げますと、最新の分類学の見地において、この2つは**全く同じ種(シノニム)**であり、区別はしません。
これまでの「変種」や「形態の違いによる細分化」とはまた違う、**「和名(日本語の名前)の付け方を巡る歴史的な論争」**が原因で2つの名前が並立しているという、少し面白いパターンです。
#### 1. YListにおける現在の扱い
現代の標準的な植物データベースであるYListでは、以下のように登録されています。
* **標準和名:** ツボスミレ
* **別名:** ニョイスミレ
* **学名:** *Viola verecunda* A.Gray
つまり、現在の植物学の分類・データベース上では**「ツボスミレ」**が正式な名前として採用されています。
#### 2. なぜ2つの名前が存在するのか?
植物としての違いは全くないのに、なぜ2つの名前で呼ばれるようになったのか。そこには日本植物学の父・牧野富太郎博士が深く関わっています。
* **元の名前「ツボスミレ(坪菫)」:**
古くから呼ばれていた名前です。「坪」とは「庭」のことで、「庭など身近な日当たりのよい場所に咲くスミレ」という意味で名付けられました。
* **牧野博士の異議と「ニョイスミレ(如意菫)」の提唱:**
牧野博士は、「古典に登場する『ツボスミレ』は、この植物ではなく別のスミレを指しているはずだ。それなのにこの植物にツボスミレという名前を当てるのは紛らわしい」と指摘しました。そして、葉の丸っこい形が孫悟空も持っている仏具の「如意(にょい)」に似ていることから、新たに**「ニョイスミレ」**という和名を提唱し、改名しようとしたのです。
#### 3. その後の結末
牧野博士の影響力は絶大だったため、図鑑などでは「ニョイスミレ」が標準として採用される時代が続きました。
しかし、現代の分類学においては「古典文学の考証はさておき、植物学的に古くから定着している『ツボスミレ』の名前を優先すべき」という見解が主流となり、YListなどでは再び**「ツボスミレ」**が標準和名として返り咲いています。
---
「植物そのものの見解の違い」で分かれたイガタツナミソウとシソバタツナミのケースとは異なり、「どちらの和名を名乗らせるべきか」という人間側のこだわりの歴史が生んだシノニムですね。図鑑によっていまだにメインの表記が揺れるのも納得の背景です。
(岩ちゃん 2026-08-19 15:37:24)
YLIst以外の権威ある図鑑での取り扱いについても調査させました。
---
### ニョイスミレとツボスミレの和名採用に関する現状
この2つの名前は同一の植物(学名:*Viola verecunda*)を指しており、オオバノトンボソウの事例とは異なり、現代の主要な学術指標の間では見解が一致しています。しかし、図鑑のジャンルによって採用される名前に明確な傾向の違いが見られます。
#### 1. 最新の学術指標における見解の一致
現在、日本の植物分類を代表する以下の両者において、標準和名は**「ツボスミレ」**で一致しています。
* **最新の総合図鑑:** 『改訂新版 日本の野生植物』(平凡社)などの権威ある図鑑。
* **植物名データベース:** YList。
どちらも、牧野富太郎博士による一時的な改名(ニョイスミレ)よりも、古くから定着していた「ツボスミレ」を優先するスタンスをとっています。
#### 2. 図鑑のジャンルによる採用傾向の違い
学術的な標準が「ツボスミレ」に回帰している一方で、現場向けの図鑑では異なる傾向が見られます。
* **総合図鑑・学術データベース(ツボスミレ派)**
* 特徴: 『日本の野生植物』やYListなど、全植物を網羅する文献。
* 理由: 古典の考証よりも、植物学的に定着していた歴史と命名の原則を重視するため。
* **スミレ専門図鑑・フィールドガイド(ニョイスミレ派)**
* 特徴: 『日本のスミレ』(山と溪谷社)など、愛好家や現場向けの専門書。
* 理由: 「古典文学に登場するツボスミレ(紫色の花)と混同して紛らわしい」という牧野博士の主張を支持し、野外観察の現場での混乱を避ける実用性を重視するため。
#### 3. まとめ
「オオバノトンボソウ vs ノヤマトンボ」が【YList vs 最新総合図鑑】という対立構造だったのに対し、「ツボスミレ vs ニョイスミレ」は**【総合的な学術基準 vs 専門分野での実用性】**という対立構造になっており、和名の定着における別のアプローチを示しています。
(岩ちゃん 2026-08-19 15:55:50)
以上の調査から、YListも『改訂新版 日本の野生植物』もどちらもツボスミレを推しているので、私は、**「ツボスミレ」** を使うのが適切だと思います。
(岩ちゃん 2026-08-19 16:04:43)
ylistでは、ニョイスミレはツボスミレの別名扱いになっています。 **「別名: ニョイスミレ (Makino 1952: 1280), コマノツメ」** 標準和名にはないので、スボスミレに変えてはどうかと思うのですが、いかがですか? (岩ちゃん 2026-08-16 20:17:43)
確かに標準和名はツボスミレで、ニョイスミレは別名です。しかし、ツボスミレという名称は別種のタチツボスミレと紛らわしいので、私はあえてニョイスミレの名称を使っています。かたくなにylistにこだわらなくてもよいように思いますが、いかがでしょうか。 (shibashiba 2026-08-19 00:35:39)
この二つの名前の歴史についても、AIに調査させました。 --- ### ニョイスミレとツボスミレの分類上の扱いについて 結論から申し上げますと、最新の分類学の見地において、この2つは**全く同じ種(シノニム)**であり、区別はしません。 これまでの「変種」や「形態の違いによる細分化」とはまた違う、**「和名(日本語の名前)の付け方を巡る歴史的な論争」**が原因で2つの名前が並立しているという、少し面白いパターンです。 #### 1. YListにおける現在の扱い 現代の標準的な植物データベースであるYListでは、以下のように登録されています。 * **標準和名:** ツボスミレ * **別名:** ニョイスミレ * **学名:** *Viola verecunda* A.Gray つまり、現在の植物学の分類・データベース上では**「ツボスミレ」**が正式な名前として採用されています。 #### 2. なぜ2つの名前が存在するのか? 植物としての違いは全くないのに、なぜ2つの名前で呼ばれるようになったのか。そこには日本植物学の父・牧野富太郎博士が深く関わっています。 * **元の名前「ツボスミレ(坪菫)」:** 古くから呼ばれていた名前です。「坪」とは「庭」のことで、「庭など身近な日当たりのよい場所に咲くスミレ」という意味で名付けられました。 * **牧野博士の異議と「ニョイスミレ(如意菫)」の提唱:** 牧野博士は、「古典に登場する『ツボスミレ』は、この植物ではなく別のスミレを指しているはずだ。それなのにこの植物にツボスミレという名前を当てるのは紛らわしい」と指摘しました。そして、葉の丸っこい形が孫悟空も持っている仏具の「如意(にょい)」に似ていることから、新たに**「ニョイスミレ」**という和名を提唱し、改名しようとしたのです。 #### 3. その後の結末 牧野博士の影響力は絶大だったため、図鑑などでは「ニョイスミレ」が標準として採用される時代が続きました。 しかし、現代の分類学においては「古典文学の考証はさておき、植物学的に古くから定着している『ツボスミレ』の名前を優先すべき」という見解が主流となり、YListなどでは再び**「ツボスミレ」**が標準和名として返り咲いています。 --- 「植物そのものの見解の違い」で分かれたイガタツナミソウとシソバタツナミのケースとは異なり、「どちらの和名を名乗らせるべきか」という人間側のこだわりの歴史が生んだシノニムですね。図鑑によっていまだにメインの表記が揺れるのも納得の背景です。 (岩ちゃん 2026-08-19 15:37:24)
YLIst以外の権威ある図鑑での取り扱いについても調査させました。 --- ### ニョイスミレとツボスミレの和名採用に関する現状 この2つの名前は同一の植物(学名:*Viola verecunda*)を指しており、オオバノトンボソウの事例とは異なり、現代の主要な学術指標の間では見解が一致しています。しかし、図鑑のジャンルによって採用される名前に明確な傾向の違いが見られます。 #### 1. 最新の学術指標における見解の一致 現在、日本の植物分類を代表する以下の両者において、標準和名は**「ツボスミレ」**で一致しています。 * **最新の総合図鑑:** 『改訂新版 日本の野生植物』(平凡社)などの権威ある図鑑。 * **植物名データベース:** YList。 どちらも、牧野富太郎博士による一時的な改名(ニョイスミレ)よりも、古くから定着していた「ツボスミレ」を優先するスタンスをとっています。 #### 2. 図鑑のジャンルによる採用傾向の違い 学術的な標準が「ツボスミレ」に回帰している一方で、現場向けの図鑑では異なる傾向が見られます。 * **総合図鑑・学術データベース(ツボスミレ派)** * 特徴: 『日本の野生植物』やYListなど、全植物を網羅する文献。 * 理由: 古典の考証よりも、植物学的に定着していた歴史と命名の原則を重視するため。 * **スミレ専門図鑑・フィールドガイド(ニョイスミレ派)** * 特徴: 『日本のスミレ』(山と溪谷社)など、愛好家や現場向けの専門書。 * 理由: 「古典文学に登場するツボスミレ(紫色の花)と混同して紛らわしい」という牧野博士の主張を支持し、野外観察の現場での混乱を避ける実用性を重視するため。 #### 3. まとめ 「オオバノトンボソウ vs ノヤマトンボ」が【YList vs 最新総合図鑑】という対立構造だったのに対し、「ツボスミレ vs ニョイスミレ」は**【総合的な学術基準 vs 専門分野での実用性】**という対立構造になっており、和名の定着における別のアプローチを示しています。 (岩ちゃん 2026-08-19 15:55:50)
以上の調査から、YListも『改訂新版 日本の野生植物』もどちらもツボスミレを推しているので、私は、**「ツボスミレ」** を使うのが適切だと思います。 (岩ちゃん 2026-08-19 16:04:43)
明石公園の植物図鑑
写真スレッド
2026-08-18 21:36:05
ツユクサ
シロバナツユクサ(Commelina communis L. f. albiflora Makino)として、登録し直した方がいいのではないでしょうか?ylistに標準和名として登録されています。
(岩ちゃん 2026-08-16 19:18:39)
品種レベルのものを独立して掲載するかどうかという問題です。多くの人に知っていただくためには、品種としてきちんと認識されているものについては独立させてもよいかも知れません。品種扱いされているものの中で、一般的に妥当と考えられているものについては、個別に判断して掲載することにするのはいかがでしょうか。シロバナツユクサは、品種として掲載してもよいと思います。
他の種でも品種として独立して掲載できそうなものがあります。個別に検討していきたいと思います。
(shibashiba 2026-08-18 18:48:56)
なるほど。**品種と変種** は違うのですね。
** 学名にf.とあるのは品種**。
#### 1. 変種(Variety / 学名の略号:var.)
- 特徴: 基本となる種と比べて形態に違いがあり、さらに独自の分布域や生息環境(地域的なまとまり)を持っている集団。
- 発生のしかた: 地理的な隔離や環境の違いによって進化し、群落(集団)として定着しているもの。
#### 2. 品種(Forma / 学名の略号:f.)
- 特徴: 基本となる種と同じ地域・同じ集団の中に、ポツンと個体レベルで現れる些細な違い。地域的なまとまりはありません。
- 発生のしかた: 突然変異などにより、花の色が白くなったり(白化個体)、葉に斑が入ったり、トゲがなくなったりした個体。
** 変種は違う種として掲載するが、品種は同じ種として扱う ** という方針でいいと思います。
シロバナツユクサもウスイロツユクサも品種の差なので、ツユクサと同じ扱いでいいと思います。
(岩ちゃん 2026-08-18 21:36:05)
シロバナツユクサ(Commelina communis L. f. albiflora Makino)として、登録し直した方がいいのではないでしょうか?ylistに標準和名として登録されています。 (岩ちゃん 2026-08-16 19:18:39)
品種レベルのものを独立して掲載するかどうかという問題です。多くの人に知っていただくためには、品種としてきちんと認識されているものについては独立させてもよいかも知れません。品種扱いされているものの中で、一般的に妥当と考えられているものについては、個別に判断して掲載することにするのはいかがでしょうか。シロバナツユクサは、品種として掲載してもよいと思います。 他の種でも品種として独立して掲載できそうなものがあります。個別に検討していきたいと思います。 (shibashiba 2026-08-18 18:48:56)
なるほど。**品種と変種** は違うのですね。 ** 学名にf.とあるのは品種**。 #### 1. 変種(Variety / 学名の略号:var.) - 特徴: 基本となる種と比べて形態に違いがあり、さらに独自の分布域や生息環境(地域的なまとまり)を持っている集団。 - 発生のしかた: 地理的な隔離や環境の違いによって進化し、群落(集団)として定着しているもの。 #### 2. 品種(Forma / 学名の略号:f.) - 特徴: 基本となる種と同じ地域・同じ集団の中に、ポツンと個体レベルで現れる些細な違い。地域的なまとまりはありません。 - 発生のしかた: 突然変異などにより、花の色が白くなったり(白化個体)、葉に斑が入ったり、トゲがなくなったりした個体。 ** 変種は違う種として掲載するが、品種は同じ種として扱う ** という方針でいいと思います。 シロバナツユクサもウスイロツユクサも品種の差なので、ツユクサと同じ扱いでいいと思います。 (岩ちゃん 2026-08-18 21:36:05)
明石公園の植物図鑑
写真スレッド
2026-08-18 18:37:16
ツユクサ
ウスイロツユクサはylistに標準和名として登録されている(Commelina communis L. f. caeruleopurpurascens Makino)ので、登録し直した方がいいのではないでしょうか?
(岩ちゃん 2026-08-16 19:20:17)
品種レベルをどこまで掲載するのか、という問題です。学名の記載は研究者が誰でも行うことができるので、細かく分類する人はいろんな品種を記載しています。品種の場合、連続的な変異が見られるものもあり、ものによっては品種扱いしないという立場の研究者もいます。ウスイロツユクサは牧野富太郎が記載したものですが、ウスイロ(薄色)とは紫色の薄い色のことであり、この色のものを品種として記載していると思われます。ツユクサの場合、標準的な青色の花以外に薄紫色、薄水色、薄ピンク色が見られ、ウスイロツユクサといわれているものは「品種扱いしない」というのが最近の考え方のようです。
(shibashiba 2026-08-18 18:37:16)
ウスイロツユクサはylistに標準和名として登録されている(Commelina communis L. f. caeruleopurpurascens Makino)ので、登録し直した方がいいのではないでしょうか? (岩ちゃん 2026-08-16 19:20:17)
品種レベルをどこまで掲載するのか、という問題です。学名の記載は研究者が誰でも行うことができるので、細かく分類する人はいろんな品種を記載しています。品種の場合、連続的な変異が見られるものもあり、ものによっては品種扱いしないという立場の研究者もいます。ウスイロツユクサは牧野富太郎が記載したものですが、ウスイロ(薄色)とは紫色の薄い色のことであり、この色のものを品種として記載していると思われます。ツユクサの場合、標準的な青色の花以外に薄紫色、薄水色、薄ピンク色が見られ、ウスイロツユクサといわれているものは「品種扱いしない」というのが最近の考え方のようです。 (shibashiba 2026-08-18 18:37:16)
六甲高山植物園の植物図鑑
写真スレッド
2026-08-18 16:25:50
ノカンゾウ
AIが最終的にニッコウキスゲではなく、ノカンゾウと判断した根拠。
** 写真からわかるノカンゾウの決定的な特徴 **
- 花の色(橙赤色):ニッコウキスゲのようなレモンイエローではなく、赤みや渋みの強い鮮やかなオレンジ色をしています。
- 花びらの黄色い一本線:花びら(花被片)の中心を縦に通るはっきりとした黄色の筋(線)が確認できます。これはノカンゾウの最も分かりやすい目印です。
- 花びらの縁(ふち):外側の花びらはすっきりしていますが、内側の花びらの縁が少し波打つような質感を持っています。
- ニッコウキスゲのピークが過ぎる8月中旬頃、入れ替わるようにこのノカンゾウが美しいオレンジ色の花を咲かせます。
(岩ちゃん 2026-08-18 16:25:50)
AIが最終的にニッコウキスゲではなく、ノカンゾウと判断した根拠。 ** 写真からわかるノカンゾウの決定的な特徴 ** - 花の色(橙赤色):ニッコウキスゲのようなレモンイエローではなく、赤みや渋みの強い鮮やかなオレンジ色をしています。 - 花びらの黄色い一本線:花びら(花被片)の中心を縦に通るはっきりとした黄色の筋(線)が確認できます。これはノカンゾウの最も分かりやすい目印です。 - 花びらの縁(ふち):外側の花びらはすっきりしていますが、内側の花びらの縁が少し波打つような質感を持っています。 - ニッコウキスゲのピークが過ぎる8月中旬頃、入れ替わるようにこのノカンゾウが美しいオレンジ色の花を咲かせます。 (岩ちゃん 2026-08-18 16:25:50)
六甲高山植物園の植物図鑑
写真スレッド
2026-08-18 16:09:21
シモツケ
AIがシモツケソウではなく、シモツケと判断した根拠。
- 写真の背景や手前をよく見ると、茶色い「細い木質の枝」から直接、楕円形のギザギザした葉が交互に生えているのが分かります。これが木であるシモツケの証拠です。
- もしシモツケソウであれば、花の下にある大きな葉が「パッと手のひらを広げたような形」をしているため、一目で違いが分かります。
(岩ちゃん 2026-08-18 16:09:21)
AIがシモツケソウではなく、シモツケと判断した根拠。 - 写真の背景や手前をよく見ると、茶色い「細い木質の枝」から直接、楕円形のギザギザした葉が交互に生えているのが分かります。これが木であるシモツケの証拠です。 - もしシモツケソウであれば、花の下にある大きな葉が「パッと手のひらを広げたような形」をしているため、一目で違いが分かります。 (岩ちゃん 2026-08-18 16:09:21)
あびき湿原の植物・きのこの図鑑
写真スレッド
2026-08-17 13:17:16
クサギ
農道
(Himari 2026-08-17 13:17:16)
農道 (Himari 2026-08-17 13:17:16)
散歩・公園で見かける植物の図鑑
図鑑スレッド
2026-08-15 18:55:51
ホルトノキ
ホルトノキがカタバミ目というのは驚きました。カタバミとは全く違います。
AIに聞いてみると、
#### カタバミ目にまとめられる理由
##### DNA解析による強固な系統関係
APG体系(分子系統学)で葉緑体や核のDNA塩基配列を解析した結果、ホルトノキ科、カタバミ科、クノニア科、フサノキ科などが単系統群(共通の祖先から分岐したひとつのまとまり)を作ることが判明しました。
##### 花の基本構造の一致(5数性・離弁花)
花を細かく観察すると共通点が現れます。両者とも花弁が5枚、萼片が5枚、雄しべが10本(またはその倍数)という「5数性」を基本とし、花弁が根元まで離れている離弁花です。
##### 葉の形態(複葉と関節構造)
カタバミはおなじみの3出複葉ですが、ホルトノキ科の仲間(特に熱帯に多い種など)にも複葉を持つものが多く存在します。また、ホルトノキの単葉の柄(葉柄)の両端が膨らんで関節のようになる特徴は、もともと複葉だった祖先の名残(単身複葉)と考えられています。
##### 酸性物質やシュウ酸の蓄積
カタバミはシュウ酸を含む酸っぱい草として有名ですが、カタバミ目の樹木グループにもタンニンや特定の有機酸を蓄える生化学的な共通性が見られます。
(岩ちゃん 2026-08-15 18:38:16)
見た目よく似ているオリーブはシソ目なんですね。これも驚きです。
AIによると、
乾燥地や海岸近くの過酷な環境に適応した結果、たまたま外見が似通った「収れん進化」の典型例であり、系統ツリー上ではバラ類(ホルトノキ)とキク類(オリーブ)という大分岐のレベルで完全に離れた位置に配置されます。
なのだそうです。
(岩ちゃん 2026-08-15 18:55:51)
ホルトノキがカタバミ目というのは驚きました。カタバミとは全く違います。 AIに聞いてみると、 #### カタバミ目にまとめられる理由 ##### DNA解析による強固な系統関係 APG体系(分子系統学)で葉緑体や核のDNA塩基配列を解析した結果、ホルトノキ科、カタバミ科、クノニア科、フサノキ科などが単系統群(共通の祖先から分岐したひとつのまとまり)を作ることが判明しました。 ##### 花の基本構造の一致(5数性・離弁花) 花を細かく観察すると共通点が現れます。両者とも花弁が5枚、萼片が5枚、雄しべが10本(またはその倍数)という「5数性」を基本とし、花弁が根元まで離れている離弁花です。 ##### 葉の形態(複葉と関節構造) カタバミはおなじみの3出複葉ですが、ホルトノキ科の仲間(特に熱帯に多い種など)にも複葉を持つものが多く存在します。また、ホルトノキの単葉の柄(葉柄)の両端が膨らんで関節のようになる特徴は、もともと複葉だった祖先の名残(単身複葉)と考えられています。 ##### 酸性物質やシュウ酸の蓄積 カタバミはシュウ酸を含む酸っぱい草として有名ですが、カタバミ目の樹木グループにもタンニンや特定の有機酸を蓄える生化学的な共通性が見られます。 (岩ちゃん 2026-08-15 18:38:16)
見た目よく似ているオリーブはシソ目なんですね。これも驚きです。 AIによると、 乾燥地や海岸近くの過酷な環境に適応した結果、たまたま外見が似通った「収れん進化」の典型例であり、系統ツリー上ではバラ類(ホルトノキ)とキク類(オリーブ)という大分岐のレベルで完全に離れた位置に配置されます。 なのだそうです。 (岩ちゃん 2026-08-15 18:55:51)
兵庫近郊の低山・里山の植物図鑑
図鑑スレッド
2026-08-15 10:31:42
ゲンゲ(レンゲ)
レンゲは、ylistに掲載されておらず、ゲンゲの別名になっています。
(岩ちゃん 2026-08-15 10:31:42)
レンゲは、ylistに掲載されておらず、ゲンゲの別名になっています。 (岩ちゃん 2026-08-15 10:31:42)
散歩・公園で見かける植物の図鑑
写真スレッド
2026-08-15 08:48:12
サギゴケ
ylistではサギゴケの別名として登録されているので、サギゴケで統一します。
(岩ちゃん 2026-08-15 08:48:12)
ylistではサギゴケの別名として登録されているので、サギゴケで統一します。 (岩ちゃん 2026-08-15 08:48:12)
散歩・公園で見かける植物の図鑑
写真スレッド
2026-08-15 08:47:41
サギゴケ
ylistではサギゴケの別名として登録されているので、サギゴケで統一します。
(岩ちゃん 2026-08-15 08:47:41)
ylistではサギゴケの別名として登録されているので、サギゴケで統一します。 (岩ちゃん 2026-08-15 08:47:41)
散歩・公園で見かける植物の図鑑
写真スレッド
2026-08-14 11:14:55
マルバマンネングサ
マルバマンネングサの園芸品種で、オウゴンマルバマンネングサと呼ばれるものです。
(shibashiba 2022-07-02 01:45:34)
ありがとうございます。修正しました。
(岩ちゃん 2023-04-05 11:44:20)
オウゴンマルバマンネングサはylistに掲載されていません。
一応、ylistに掲載されている標準和名を使うルールにしているので、マルバマンネングサに直しました。
(岩ちゃん 2026-08-14 11:14:55)
マルバマンネングサの園芸品種で、オウゴンマルバマンネングサと呼ばれるものです。 (shibashiba 2022-07-02 01:45:34)
ありがとうございます。修正しました。 (岩ちゃん 2023-04-05 11:44:20)
オウゴンマルバマンネングサはylistに掲載されていません。 一応、ylistに掲載されている標準和名を使うルールにしているので、マルバマンネングサに直しました。 (岩ちゃん 2026-08-14 11:14:55)
明石公園の植物図鑑
写真スレッド
2026-08-11 15:48:07
ノハラムラサキ
シンワスレナグサでしょうか?
(岩ちゃん 2022-03-16 15:55:04)
ワスレナグサやシンワスレナグサは、園芸品種名なんですね。
(岩ちゃん 2026-08-11 09:13:29)
エゾムラサキやシンワスレナグサは、個々の花の直径が6~10mmほどありもっと大きいです。この場所に生えているのはノハラムラサキと思われます。
(shibashiba 2026-08-11 15:00:08)
ありがとうございます。ノハラムラサキは明石公園にたくさんあるようですね。
直しました。
(岩ちゃん 2026-08-11 15:48:07)
シンワスレナグサでしょうか? (岩ちゃん 2022-03-16 15:55:04)
ワスレナグサやシンワスレナグサは、園芸品種名なんですね。 (岩ちゃん 2026-08-11 09:13:29)
エゾムラサキやシンワスレナグサは、個々の花の直径が6~10mmほどありもっと大きいです。この場所に生えているのはノハラムラサキと思われます。 (shibashiba 2026-08-11 15:00:08)
ありがとうございます。ノハラムラサキは明石公園にたくさんあるようですね。 直しました。 (岩ちゃん 2026-08-11 15:48:07)
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