### 特徴
日本原産のガクアジサイをもとに西洋で品種改良された落葉低木である。
梅雨の時期に咲く球状の豪華な花序が特徴であるが、花弁のように見える部分は発達した萼(がく)である装飾花である。
土壌の酸度によって花色が変化する性質があり、酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では赤紫〜ピンク色を呈する。
葉は大きな卵形で対生し、表面には光沢があり、縁には鋭い鋸歯が存在する。
### 名前の由来
青い花が集まって咲く様子を表す「集真藍(あづさい)」が転じたとされる。
「あづ」は集まること、「さい」は真藍(深い藍色)を意味する。
漢字表記の「紫陽花」は、唐の詩人である白居易が別の花に用いた詩語を、平安時代の学者・源順が誤ってアジサイにあてはめたものが定着したと言われている。
### 同定上のポイント
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ガクアジサイ:アジサイの原種であり、花序の中央部に小さな真花が多数集まり、その周囲を装飾花が額縁状に囲む。花序全体が装飾花で覆われて球状になるアジサイ(セイヨウアジサイ)と容易に区別できる。
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ヤマアジサイ:ガクアジサイに似て花序が額縁状になるが、全体に小型で枝が細く、葉に光沢や厚みがなく薄い質感である点で見分けられる。