### 特徴
川や池の土手、畑地、荒れ地、道端、公園の芝生地などに生え、花茎の高さは50~80cmになる。
ヨーロッパ原産で、日本へは穀物飼料に混入して侵入したと考えられており、北海道~九州に帰化している。
葉はすべて根生葉で、ロゼット状に広げて両面にびっしりと硬い毛が生えている。葉身は切れ込みがないものから、羽状に深く裂けるものまで様々である。
長い花茎が途中で数本に枝分かれし、それぞれの先に直径3~4 cmほどの黄色い花をつける。花茎に葉はついていないが、黒色の鱗片状に退化した葉をつける。
花はすべて舌状花からなり、花冠の先端には浅く5歯がある。
若い葉や茎はクセが少なく、サラダ、ゆで野菜、天ぷらなどに利用できる。
### 名前の由来
「豚菜」
フランスでの俗名 Salade de porc(ブタのサラダ)を翻訳したものに由来。
### 同定上のポイント
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ヒメブタナ: 本種に比べて全体に小型で、頭花の直径が1~2cmと小さく、葉の表面の剛毛はまばらかほとんどない。また、そう果の嘴(くちばし)の形態や花期(ヒメブタナは4~5月、ブタナは5~10月)でも区別できる。
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セイヨウタンポポ: 花の見た目やロゼット葉が似ているが、タンポポ類は花茎が中空で枝分かれせず1本の茎に1つの頭花をつけるのに対し、ブタナは花茎が中実で硬く、途中で枝分かれして複数の頭花をつける点で明確に区別できる。