ヒロハフウリンホオズキ

ヒロハフウリンホオズキ

撮影地:明石市大久保町江井島(江井島海岸)

### 特徴
北アメリカ原産の一年草であり、畑地や荒地、道端などに生育する帰化植物である。
草丈は30〜80 cmほどになり、茎は緑色で四角張り、分枝して斜上または直立する。
葉は互生し、長柄を有して広卵形から卵形をしており、葉縁には不規則で粗い鋸歯がある。
夏から秋にかけて、葉腋から細い花柄を伸ばし、下向きに淡黄色の小さな花をつける。花冠の中心部には明確な暗紫色の斑紋が存在し、葯は青紫色を帯びる。
花が終わると萼が大きく発達して脈の目立つ袋状となり、中に包まれた球形の果実(液果)は熟すと黄色になる。
### 名前の由来
葉の幅が広いこと(広葉)と、果実を包む袋状の萼が風鈴のように見えるホオズキであることに由来する。
### 同定上のポイント
- センナリホオズキ:花冠の中心部に暗紫色の斑紋がないか、あっても極めて薄く、葯が黄色である。これに対し、ヒロハフウリンホオズキは花冠中心部に濃い暗紫色の斑紋があり、葯が青紫色であることで区別できる。
- ケフウリンホオズキ:茎や葉、萼などに開出する毛が密生し、全体に著しく毛深い。ヒロハフウリンホオズキは全体にほぼ無毛か、ごく短い微毛が散生する程度で滑らかである。
- ブドウホオズキ:全体に短い毛が密生し、熟した果実には強い甘い芳香があるのに対し、ヒロハフウリンホオズキは無毛に近く、果実にそのような芳香はない。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 I / ラミズ (Lamiids) ➔ ムラサキ目 (Boraginales) ➔ ナス科
学名Physalis angulata L. var. angulata
ナス目
ナス科
別名センナリホオズキ、タマホオズキ
分類外来種
外来種備考北アメリカ・熱帯アメリカ原産:1828年に侵入が確認
タイプ1年草
花の色淡黄色(中心部は暗紫色)
開花時期7月~10月
備考熟した果実以外は有毒

写真一覧

10
  • 2024-10-30 地図
    撮影地:明石市大久保町江井島(江井島海岸)

掲示板