ハイニシキソウ

ハイニシキソウ

撮影地:神戸市西区伊川谷町潤和

### 特徴
地表を這うように分枝してマット状に広がるトウダイグサ科の一年草である。日当たりの良い道端や畑地、庭の隅などに生育する。
茎は赤褐色を帯びることが多く、無毛である。葉は対生し、長楕円形または卵状長楕円形で、基部は左右非対称となる。葉の縁には細かな鋸歯が見られ、表面は緑色で斑紋はないか、あっても目立たない。
夏から秋にかけて、葉腋に杯状花序をつける。果実(果嚢)は無毛で表面が滑らかであり、熟すると下を向く。
### 名前の由来
地表を「這う」性質を持つニシキソウであることに由来する。「ニシキソウ(錦草)」の名は、秋になると葉や茎が赤く紅葉する様子を錦織に見立てたことから名付けられた。
### 同定上のポイント
- コニシキソウ:葉の中央に紫褐色の鮮明な斑紋があり、茎や果実全体に細かい毛が密生する。ハイニシキソウは茎や果実が無毛で、葉に目立った斑紋が生じない。
- アレチニシキソウ:果実の稜(角)の線上にのみ毛が生え、種子の表面に明瞭な横溝がある。ハイニシキソウは果実全体が無毛で平滑である。
- ニシキソウ:非常に似ているが、ニシキソウの種子には浅い凹凸があるのに対し、ハイニシキソウの種子は表面が滑らかである。
- スズメノヒノミチ:葉の縁に鋸歯がなく全縁であるのに対し、ハイニシキソウの葉には微小な鋸歯が存在する。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ バラ類 (Rosids / Superrosids) ➔ 真正バラ類 I / ファビズ (Fabids) ➔ キントラノオ目 (Malpighiales) ➔ トウダイグサ科
学名Euphorbia prostrata Aiton
キントラノオ目
トウダイグサ科
別名
分類外来種
外来種備考戦前に帰化。
タイプ1年草
花の色淡紅
開花時期6月~10月
備考

写真一覧

8
  • 2022-08-22
    撮影地:神戸市西区伊川谷町潤和
  • 2022-08-22
    葉の裏側です。果実の稜付近に毛が生えているところはアレチニシキソウに似ていますが、茎が赤っぽく、葉の裏に毛が生えていません。
10
  • 2024-10-08 地図
    撮影地:明石市松江(松江海岸)
  • 2024-10-08 地図
    撮影地:明石市松江(松江海岸)

掲示板