### 特徴
地表を這うように分枝してマット状に広がるトウダイグサ科の一年草である。日当たりの良い道端や畑地、庭の隅などに生育する。
茎は赤褐色を帯びることが多く、無毛である。葉は対生し、長楕円形または卵状長楕円形で、基部は左右非対称となる。葉の縁には細かな鋸歯が見られ、表面は緑色で斑紋はないか、あっても目立たない。
夏から秋にかけて、葉腋に杯状花序をつける。果実(果嚢)は無毛で表面が滑らかであり、熟すると下を向く。
### 名前の由来
地表を「這う」性質を持つニシキソウであることに由来する。「ニシキソウ(錦草)」の名は、秋になると葉や茎が赤く紅葉する様子を錦織に見立てたことから名付けられた。
### 同定上のポイント
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コニシキソウ:葉の中央に紫褐色の鮮明な斑紋があり、茎や果実全体に細かい毛が密生する。ハイニシキソウは茎や果実が無毛で、葉に目立った斑紋が生じない。
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アレチニシキソウ:果実の稜(角)の線上にのみ毛が生え、種子の表面に明瞭な横溝がある。ハイニシキソウは果実全体が無毛で平滑である。
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ニシキソウ:非常に似ているが、ニシキソウの種子には浅い凹凸があるのに対し、ハイニシキソウの種子は表面が滑らかである。
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スズメノヒノミチ:葉の縁に鋸歯がなく全縁であるのに対し、ハイニシキソウの葉には微小な鋸歯が存在する。