### 特徴
ツツジ科ツツジ属の常緑低木から高木の総称であり、日本にはハクサンシャクナゲやアズマシャクナゲなどの野生種が自生する。
葉は肉厚で革質、長楕円形をしており、葉縁が裏側に反り返る傾向がある。
春から初夏にかけて、枝先に大型の漏斗状の花を毬状に多数咲かせる。
高山帯や亜高山帯の尾根筋などに自生するほか、多くの園芸品種が作出されている。
### 名前の由来
中国語でバラ科のカナメモチ類を指す「石楠(しゃくなん)」に由来する。
漢字表記の誤用により本群にこの名が当てられ、音読みの「しゃくなん」が変化して「しゃくなげ」となった。
また、背丈が低く「尺を取るに足りない」ことを意味する「尺なし」が転じたとする俗説もある。
### 同定上のポイント
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ホンシャクナゲ:アズマシャクナゲと非常に酷似するが、アズマシャクナゲは花冠が通常5裂し雄しべが10本であるのに対し、ホンシャクナゲは花冠が通常7裂し雄しべが14本あることで区別できる。
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ハクサンシャクナゲ:花は白色から淡粉色で上側の花弁内部に緑色の斑点があり、葉先がやや丸みを帯びる。花が鮮やかな淡紅色から赤紫色で葉先が尖るホンシャクナゲやアズマシャクナゲと区別される。
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レンゲツツジ:花姿が華やかで似るが、落葉性で葉が薄く柔らかい。常緑で肉厚かつ革質な葉を持つシャクナゲ類とは葉の質感が全く異なる。