キジハタ

身体の特徴

キジハタは、全長30~50cmほどで、体は楕円形をしており、体側には赤や橙色の斑点が多数見られます。鱗は細かく、尾びれは丸みを帯びています。また、背びれは長く、連続的に伸びる特徴があります。

生息環境

キジハタは、主に日本の沿岸域に生息しており、岩礁や藻場といった複雑な地形を好みます。特に水深30メートル以浅の場所でよく見られ、一年を通じて変わらない環境を選んで巣作りをします。

習性

キジハタは夜行性で、昼間は岩陰などで身を潜め、夜間になると活動を開始します。肉食性で、小魚や甲殻類を捕食します。また、繁殖期には縄張り意識が強くなり、他の個体を積極的に追い払う行動が見られます。

同定上のポイント

  • アカハタとは体色が異なり、より淡い赤褐色の体色が特徴です。
  • マハタとは体側の斑点で区別でき、キジハタでは細かい赤や橙色の点が密集しています。


豆知識

キジハタは「アコウ」とも呼ばれ、高級魚として知られています。その美味しさから刺身や煮付け、鍋物などで珍重されています。また、地域によっては人工養殖も行われていて、安定した供給が試みられています。

データ

  • 別名 : アコウ
  • 学名 : Epinephelus akaara
  • 目 : スズキ目
  • 科 : ハタ科
  • 体長 : 20〜50cm
  • 保全状況 : 準絶滅危惧種(NT)

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