カワラマツバ

### 特徴
日当たりのよい河原や草地、海岸などに生育するアカネ科ヤエムグラ属の多年草である。
茎は直立して高さ30〜80cmほどになり、断面は四角形で細かい毛が生えることがある。
葉は細い線形で先端が尖り、長さ2〜3cm程度で、6〜12個(多くは8〜10個)が節ごとに輪生する。ただし、本当の葉は2個であり、残りは托葉が葉状に変化したものである。
花期は7〜9月で、茎先や上部の葉腋から円錐花序を伸ばし、直径2mmほどの小さな白い花を密に多数咲かせる。花冠は4裂して平開し、特有の芳香を放つ。果実は2個の分果からなり、表面は平滑で毛はない。
### 名前の由来
河原などの日当たりが良い乾いた草地に多く自生し、細い葉が輪生する様子がマツの葉(松葉)に似ていることに由来する。
### 同定上のポイント
- キバナカワラマツバ: 花が白色であるカワラマツバに対し、鮮やかな黄色の花をつける点で容易に見分けることができる。形態的な特徴はほぼ同一である。
- ホソバノヨツバムグラ: 葉が細長い点で似るが、葉の輪生数が基本的に4個であるのに対し、カワラマツバは通常8〜10個(6〜12個)輪生する点で区別できる。
- ハナムグラ: 湿地や水辺を好み、白い小花をつけるが、輪生する葉の数が4〜6個と少なく、葉の幅がやや広い点で区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 I / ラミズ (Lamiids) ➔ リンドウ目 (Gentianales) ➔ アカネ科
学名Galium verum L. subsp. asiaticum (Nakai) T.Yamaz. var. asiaticum Nakai f. lacteum (Maxim.) Nakai
リンドウ目
アカネ科
別名シロバナカワラマツバ
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色
開花時期6月~8月
備考

写真一覧

なし
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