### 特徴
メヒシバは、イネ科メヒシバ属の一年草であり、日当たりのよい道端や畑、庭、空き地などに広く生育する代表的な雑草である。
茎の基部は地面を這うように長く伸び、節から根を出して範囲を広げ、大きな株を形成する。
夏から秋にかけて、茎の先から数本の細い花序枝を放射状に伸ばし、小穂を密につける。
繁殖力が非常に強く、引き抜いても節から容易に再生するため、農耕地や庭園における難防除雑草として知られている。
### 名前の由来
株全体が強固で引き抜きにくい
オヒシバ(雄柴)に対して、茎や葉が柔らかくしなやかであることから「雌柴(メヒシバ)」と名付けられた。
### 同定上のポイント
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オヒシバ:メヒシバよりも全体的に強固で硬く、茎は平たく押しつぶされたようになっている。穂(花序枝)が太く、根が強固に張るため引き抜くのが困難であるのに対し、メヒシバは全体に柔らかく穂も細い。
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アキメヒシバ:メヒシバに酷似するが、葉や葉鞘の毛がほとんどなく無毛に近い点、小穂の長さが2mm程度とメヒシバ(約3mm)より小さく毛が目立たない点、第1包穎がほぼ消失している点などで区別できる。
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コメヒシバ:メヒシバに比べて全体に小型で、花序枝が短く、小穂の長さも2mm以下と著しく小さいため区別できる。