ササベザクラ

天守台の北の石垣上にある木
半八重咲き
同じ株から2本の幹が出て1本はヤマザクラのような一重の花、1本はササベザクラのような半八重~一重の花をつけている。
一重咲きの花は、1本の幹は花弁の形がヤマザクラと同じもの、もう1本の幹は半八重咲きのものと同じ形のものをつけている。
ササベザクラをヤマザクラに接ぎ木した苗を植えたもののように思える。1本の幹はヤマザクラと思える花をつけていることから、これは接ぎ木の台木のヤマザクラが萌芽して生長したものであるような気がする。
小花柄と葉柄は両方の花ともルーペでは無毛に見えるが光沢はなく、顕微鏡で見ると極めて微細な短毛が確認できる。
両方の幹とも、葉身と葉の鋸歯の形はヤマザクラのようであり、葉の裏もカスミザクラのような光沢はなくやや白っぽい。

特徴

カスミザクラとサトザクラ系の桜の交雑種と推定されてきたが、近年のDNA分析によればヤマザクラとソメイヨシノの交雑種との結果が出ている。
4月中旬に、若葉の展開とほぼ同時に半八重咲の花をつける。
花は白色で開花を始め、咲き進むとピンク色に変化する。
花弁数が8~20枚の半八重咲で、雄しべが変化した旗弁を持つ花も多くある。

名前の由来

原木は笹部新太郎の旧居(現・神戸市岡本南公園)にあり、林弥栄によりカスミザクラにオオシマザクラ系の里桜が交雑したものと推定され学名が付けられた。笹部が大阪より転居した際に持参した桜の種子が落ち、それが発芽、成長し5年後に開花したので笹部が「五歳桜」と仮名を付けていたが、1978年に死去する前に笹部桜と名付けるよう、遺言があったといわれている。

同定上のポイント


データ

  • 学名 : Cerasus Sato-zakura Group ’Sasabe-zakura’
  • 目 : バラ目
  • 科 : バラ科
  • 別名 :
  • 分類 : 園芸種
  • 外来種備考 :
  • タイプ :
  • 花の色 : 白色からピンク色に変化
  • 開花時期 : 4月中旬
  • 備考 :

写真一覧

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