コヤブタバコ

### 特徴
山野の疎林内や林縁に生え、高さは0.5~1mになる。
茎は太くよく分枝し、横に長く枝を伸ばす。葉は茎とともに軟毛におおわれる。
下部の茎葉は大きくさじ状長楕円形、長さ9〜25cm、幅4〜5cm、鋭頭。基部はくさび形で翼のある葉柄に流れ、縁にはふぞろいの微凸鋸歯があり、質はやわらかい。上部の茎葉はしだいに小さくなる。
頭花は明瞭な花柄があり、葉脇に下向きにつく。基部には線状披針形の緑色の葉状苞が多数ある。
頭花は直径15~18mm、筒状花だけからなり、周辺に雌性、中央に両性花がつき、緑白色。
総苞は長さ約8mmの広鐘形。
頭花の基部には葉状の大きな苞葉がつき、葉状の大きな総苞片が5個以上つく。
日本の北海道~沖縄と、東アジア、東南アジア、インド北西部、東ヨーロッパに分布する。
### 名前の由来
小型のヤブタバコの意味であるが、頭花はヤブタバコより大きい。
### 同定上のポイント
- ヤブタバコ:頭花は直径6〜10mmと小さく、花柄がほとんどなくて枝に無柄で直接つく。これに対し、本種は頭花が直径15〜18mmと大型で、明瞭な花柄があり、頭花の基部に多数の目立つ葉状苞が放射状につく点で明瞭に区別できる。
- ガンクビソウ:茎は直立して横に長く枝を伸ばさず、頭花の基部に目立つ大きな葉状苞葉がつかない。本種は茎がよく分枝して横に枝を伸ばし、頭花の基部に多数の葉状苞が発達する点で異なる。
- サジガンクビソウ:花期にも根生葉がロゼット状に残る。本種は花期に根生葉がなく、茎が太く分枝して横に枝を広げる点で区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 II / カンパニュラズ (Campanulids) ➔ キク目 ➔ キク科
学名Carpesium cernuum L.
キク目
キク科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ越年草
花の色
開花時期7月~9月
備考

写真一覧

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  • 2021-08-15
     
  • 2023-08-07 地図
     
  • 2023-08-07 地図
    二ノ丸の上に生えていました。
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