クロツリバナ

### 特徴
クロツリバナは、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木である。
高さは2〜3mになり、枝は細く、ときにやや下垂する。
葉は対生し、卵形から楕円形で、縁には細かい鋸歯がある。
新緑は美しく、秋には鮮やかな赤色に紅葉する。
5月から6月にかけて、葉腋から伸びる花柄に、暗紫色で直径5mmほどの小さな4弁花を数個ずつ吊り下げて咲かせる。
花弁は円形で、中心には淡色の葯を持つ雄しべと雌しべがある。
果実は球形で、熟すと赤く色づき、4裂して中から橙赤色の種子が顔を出す。
### 名前の由来
「クロツリバナ」の「クロ」は、花の色が暗紫色、すなわち黒っぽい色をしていることに由来する。
「ツリバナ」は、その名の通り、細い花柄にぶら下がるように咲く花の様子から名付けられた。
全体として、黒っぽい花が吊り下がるように咲く特徴をよく表した和名である。
### 同定上のポイント
- ツリバナ:クロツリバナの花が暗紫色であるのに対し、ツリバナの花は淡緑色から淡紅色である点で区別できる。また、クロツリバナの果実は球形で裂片の先が丸みを帯びる傾向があるが、ツリバナの果実はやや扁平で裂片の先が鋭く尖ることが多い。

データ

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学名Euonymus tricarpus Koidz.
ニシキギ目
ニシキギ科
別名シロツリバナ, クロミノツリバナ
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色黄緑色
開花時期5月~6月
備考

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