### 特徴
ウドは日本原産のウコギ科タラノキ属の多年草である。山野に自生するが、栽培も盛んに行われている。特に若芽や若い茎は独特の香りとほのかな苦味、シャキシャキとした歯触りが特徴で、山菜の代表格として親しまれている。成長すると草丈は2mを超える大型の植物となり、葉は大型の2回羽状複葉である。夏には茎の先に白い小花を多数つける。栽培品は日光を遮って育てる軟白栽培が一般的で、白く軟らかい茎が特徴である一方、天然のものは緑色を帯び、香りと苦味がより強い傾向にある。
### 名前の由来
和名の「ウド」は漢字で「独活」と書かれる。その名の由来には諸説あるが、最も有力な説は、風に揺れても倒れず、独りでに立つ様子から「独活」と名付けられたというものである。また、茎が中空で「うろ(空洞)」に由来するという説や、根を掘り起こす際に用いられた「うど(土を掘る道具)」に由来するという説もある。
### 同定上のポイント
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タラノキ:ウドと同様にウコギ科の山菜として知られるが、タラノキの茎や葉柄には鋭い棘が多数あるのに対し、ウドには棘がない。また、ウドの若芽は全体に白い綿毛に覆われていることが多いが、タラノキの芽は比較的滑らかである。葉の形状も、ウドが2回羽状複葉であるのに対し、タラノキは奇数羽状複葉であり、展開した葉を見れば容易に区別できる。ウドの茎は太く中空である点も特徴的である。