イワヒゲ

### 特徴
高山帯の岩場や湿った草地などに生えるサクラソウ科オカトラノオ属の小型の多年草である。草丈は5〜15cmほどで、細い茎は基部で匍匐し、上部は立ち上がる。葉は対生し、卵形から広卵形で、縁には鋸歯がある。
夏に、葉腋から白色の花を単生または数個つける。花冠は筒状の合弁花で、先端が深く5裂し、その裂片はさらに不規則に切れ込むことが多い。5本の雄しべは花冠から突き出して目立つ。果実は蒴果である。
### 名前の由来
「イワヒゲ」の名は、岩場に生えること(イワ)と、花冠から突き出す5本の雄しべが髭のように見えること(ヒゲ)に由来する。
### 同定上のポイント
- エゾイワヒゲ:イワヒゲは花冠の裂片が深く、不規則に切れ込む特徴を持つが、エゾイワヒゲの花冠の裂片は切れ込みが浅く、ほぼ全縁である。また、イワヒゲの方が全体的に小型で、花もややまばらに付く傾向がある。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ ツツジ目 (Ericales) ➔ ツツジ科
学名Cassiope lycopodioides (Pall.) D.Don
ツツジ目
ツツジ科
別名なし
分類在来種
外来種備考
葉のつき方対生。葉は非常に小さく鱗片状で、茎に4列に密着して十字対生する。
タイプ常緑広葉
樹高小低木
花の色白色~淡紅色
開花時期7月~8月

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