### 特徴
アカショウマは日本を含む東アジア地域に分布する多年草の植物である。高さは40cmから1m程度になり、葉は複雑に分裂した羽状の形状をしている。夏になると、小さな白い花を多数咲かせ、美しい姿を見せる。山地のやや湿った林縁や木陰に自生し、葉は2〜3回3出複葉で、小葉の縁には不揃いな重鋸歯がある。
### 名前の由来
アカショウマの名は、根茎が赤褐色を帯びており、漢方で知られる「升麻(キンポウゲ科のサラシナショウマの根茎)」に草姿や根が似ていることに由来する。
### 同定上のポイント
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トリアシショウマ:草姿が非常によく似るが、トリアシショウマは小葉の側脈が鋸歯の切れ込み(凹部)に向かうのに対し、アカショウマは側脈が鋸歯の先端に達する点で見分けられる。また、アカショウマは雄しべが花弁より長く突き出るのに対し、トリアシショウマは花弁が雄しべと同長かやや長い。
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チダケサシ:花序の枝があまり広がらず直立・斜上して円柱状の花序を形成し、花が淡紅色を帯びることが多い点や、花茎や葉柄に赤褐色の長い剛毛が密生する点で区別できる。
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サラシナショウマ:キンポウゲ科の植物で、花序がブラシ状の総状花序となり、開花すると花弁や萼片が早期に落ちて多数の長い雄しべが目立つ点で異なる。
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イヌショウマ:花に小花柄がほとんどなく、花序の軸に密着して咲く点や、花序が分岐せず細長い穂状になる点で区別できる。