### 特徴
シソ科エゴマ属の一年草または多年草である。
草丈は30cmから1mほどに成長する。
葉は卵形から広卵形で、縁には鋸歯があり、全体に軟毛が生えている。
葉や茎に触れると、柑橘系のレモンに似た爽やかで強い香りを放つのが最大の特徴である。
夏から秋にかけて、淡い紫色または白色の小さな花を穂状に咲かせる。
一般的なエゴマと同様に種子をつけ、その種子からは油を採ることも可能であるが、主にその特徴的な香りを活かしてハーブとして利用されることが多い。
料理の風味付けやハーブティー、アロマテラピーなど幅広い用途で活用されている。
### 名前の由来
「レモン」は、葉や茎から放たれる、レモンに似た強い芳香に由来する。
「エゴマ」は、一般的なエゴマ(荏胡麻)の変種であり、形態が似ていることから名付けられた。
「荏胡麻」の「荏」は油を意味し、種子から油が採れることに由来する。
### 同定上のポイント
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エゴマ * レモンエゴマはエゴマの変種であるため、草姿や葉の形は非常によく似ている。
* 最も明確な違いは香りである。エゴマは独特の青臭い、あるいは少し薬草のような香りを持つのに対し、レモンエゴマは明確にレモンのような柑橘系の香りを放つ。
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シソ * シソもシソ科の植物で葉の形が似ているが、香りが大きく異なる。シソは特有のシソの香りを持つが、レモンの香りはしない。
* 葉の色も、シソには赤紫色の品種があるが、レモンエゴマは通常緑色である。
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イヌコウジュ * イヌコウジュもシソ科の植物で、葉の形や花穂のつき方が似ている。
* しかし、イヌコウジュはハッカのような、あるいはやや刺激的な香りを持つが、レモンの香りではない。
* 全体の草姿や花の細部にも違いが見られるが、香りが最も分かりやすい識別点となる。