ビロードモウズイカ

ビロードモウズイカ

撮影地:明石市松江(松江海岸)

### 特徴
ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の帰化植物であり、道端や荒地、河川敷などに生育する二年草である。
株全体が灰白色の緻密な星状毛で深く覆われており、触れるとビロードのような柔らかい質感がある。
1年目は地表に大きなロゼット葉を広げて冬を越し、2年目の初夏から夏にかけて高さ1〜2mにおよぶ太い花茎を直立させる。
花茎の先端に密集した穂状花序をつけ、径2cmほどの黄色い5弁花を下方から順に咲かせる。
葉の基部がそのまま茎へと流れ込み、目立つ翼(よく)を形成することも大きな形態的特徴である。
### 名前の由来
葉や茎の表面が緻密な毛で覆われ、手触りが織物のビロード(天鵞絨)に似ていることに由来する。
「モウズイカ(毛蕊花)」は、花のおしべ(雄蕊)の花糸に毛が密生している特徴にちなんでいる。
### 同定上のポイント
- モウズイカ:全体を覆うビロード状の密毛がなく、葉の基部が茎に流れて翼をつくらない。また、花糸に生える毛が鮮やかな紫色であるのに対し、ビロードモウズイカの花糸の毛は黄白色〜白色である。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 I / ラミズ (Lamiids) ➔ シソ目 ➔ ゴマノハグサ科
学名Verbascum thapsus L.
シソ目
ゴマノハグサ科
別名
分類外来種
外来種備考ヨーロッパ原産:薬用・観賞用として1870年頃導入
タイプ越年草
花の色
開花時期7月~10月
備考

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