バン

バン

撮影地:宝塚市仁川北3丁目(弁天池)

### 大きさ
全長約32〜35cm。ハトほどの大きさである。
### 季節・分布
本州以南では留鳥または漂鳥として広く生息する。北日本では夏鳥として渡来し、冬季は暖地に移動する。
### 環境
湖沼、池、河川、湿地、水田、水路、公園の池など、水生植物の茂る淡水域に生息する。
### 行動
水面を泳ぐ際は、首を前後にリズミカルに振りながら進む。陸上を歩き回って草の種子や水生昆虫などをついばむ姿もよく見られる。警戒心が強く、危険を感じると素早くアシ原や水草の茂みへと逃げ込む。飛翔時は足を後ろに垂らすようにして低く飛ぶことが多い。
### 形態
成鳥は頭部から下面が黒褐色で、背や翼は暗褐色をしている。脇に白い斜めの斑状の帯があり、下尾筒の両脇も白い。嘴の基部から額にかけて鮮やかな赤色の額板があり、嘴の先端部は黄色い。足は黄緑色で、指が非常に長く発達しているが、水かきや弁膜はない。幼鳥は全体に淡い褐色で、額板や嘴に赤みはなく、喉が白っぽい。
### 鳴き声
「クルルッ」「キョッ」「クルルルッ」などと鋭く甲高い声で鳴く。繁殖期には夜間やアシ原の中から大きな声で鳴き交わす。
### 同定上のポイント
- オオバン:バンよりも一回り大きく、嘴と額板が純白色であるため、額板と嘴基部が赤いバンと容易に識別できる。また、オオバンにはバンのような脇の白い帯模様がなく、足の指に木の葉状の弁膜(ひれ)を持つ点も異なる。
- ヒクイナ:バンより小型で、頭頂から背は暗灰褐色、顔から胸、腹部にかけてが一様に鮮やかな赤褐色をしている。バンのような赤い額板や体側面の白い帯模様はない。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 動物界 (Animalia) ➔ 脊索動物門 (Chordata) ➔ 脊椎動物亜門 (Vertebrata) ➔ 鳥綱 (Aves) ➔ ツル目 (Gruiformes) ➔ クイナ科
学名Gallinula chloropus
ツル目
クイナ科
バン属
大きさ全長約32〜35cm

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