ハカタシダ

### 特徴
イノモトソウ科ホウライシダ属の常緑シダ植物である。
繊細で優雅な姿から、観葉植物としても人気が高い。
葉は2-4回羽状複葉で、小羽片は扇形、菱形、広卵形など多様な形をもち、基部はくさび形である。
葉柄と葉軸は黒紫色で光沢があり、針金のように細くしなやかである。
ソラスは小羽片の縁が裏側に巻き込んだ偽包膜に覆われる。
主に石灰岩地の湿った岩壁や渓流沿いなどに自生し、世界中の熱帯から温帯にかけて広く分布する。
日本では本州(関東以西)、四国、九州、沖縄に分布する。
### 名前の由来
「博多シダ」の意味で、福岡県博多地方で発見された、あるいは多く自生していたことに由来するとされる。
別名「ホウライシダ」とも呼ばれる。
学名の種小名 "capillus-veneris" はラテン語で「ヴィーナスの髪」を意味し、その繊細で美しい葉の様子を表している。
### 同定上のポイント
- オキナワハカタシダ:ハカタシダに比べて小羽片が大きく、裂片が深く切れ込んでいることが多い。葉の質もやや厚めである。
- イヌハカタシダ:ハカタシダよりも葉の質が厚く、小羽片はより丸みを帯びていて、裂片の切れ込みが深い傾向がある。また、イヌハカタシダの葉軸はハカタシダのようにジグザグにならない。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ シダ植物 / 大葉シダ類 (Polypodiopsida) ➔ ウラボシ目 (Polypodiales) ➔ メシダ科
学名Arachniodes simplicior (Makino) Ohwi
ウラボシ目
メシダ科
別名特になし
分類在来種
外来種備考該当なし
タイプ多年草
花の色花は咲かない
開花時期花は咲かない
備考

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