シュロガヤツリ

### 特徴
マダガスカル原産のカヤツリグサ科カヤツリグサ属の常緑多年草である。
観賞用として世界中で栽培され、日本では野外に逸出して水辺や湿地、用水路などに野生化している。
茎は太く直立し、高さは50〜150cmほどになる。
茎の頂部に20枚前後の大きな苞葉が放射状に広がり、傘を開いたような独特の姿をつくる。本来の葉は退化して鞘状になり、茎の基部を包んでいる。
夏から秋にかけて、苞葉の中心から多数の柄を伸ばし、その先に黄褐色の小穂を散形状につける。
### 名前の由来
放射状に広がる苞葉の姿が、ヤシ科のシュロ(棕櫚)の葉を思わせるカヤツリグサの仲間であることに由来する。
### 同定上のポイント
- カラカサガヤツリは、本種と非常によく似ているが、苞葉の幅が数ミリ程度と細く線状であるのに対し、シュロガヤツリは苞葉の幅が1cm前後と広く明確な帯状になる点で見分けられる。
- パピルスは、茎の頂部から伸びる花序の枝が非常に細く繊細で、糸状の枝がフサフサとした球状に広がるのに対し、シュロガヤツリは扁平で幅のある葉状の苞葉が放射状に展開する点で見分けられる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 単子葉類 (Monocots) ➔ ツユクサ類 (Commelinids) ➔ イネ目 (Poales) ➔ カヤツリグサ科
学名Cyperus alternifolius L. subsp. flabelliformis Kük.
イネ目
カヤツリグサ科
別名カラカサガヤツリ
分類外来種、園芸種
外来種備考1983年以前(推定)
タイプ多年草
花の色淡褐
開花時期7月~9月
備考

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