シモクレン

### 特徴
中国原産のモクレン科モクレン属の落葉低木。
春に葉が展開するより前に、暗紫色の大型で美しい花を咲かせる。
花弁は6枚で外側が濃い紫赤色、内側は淡いピンク色または白色を帯びる。萼片は3枚あり、小さく茶褐色で目立たない。花は完全に開ききらず、上を向いて壺状(半開き)に咲く特徴がある。庭木や公園樹、街路樹として広く栽培されている。
### 名前の由来
紫色の花を咲かせる木蓮(モクレン)であることに由来する。
古くは花がラン(蘭)に似ていることから「木蘭(モクラン)」と呼ばれていたが、ハス(蓮)の花に似ていることから「木蓮」と呼ばれるようになり、白い花のハクモクレンと区別するために「紫木蓮(シモクレン)」の名が付けられた。単に「モクレン」と呼ぶ場合は本種を指すことが多い。
### 同定上のポイント
- ハクモクレン:ハクモクレンは花全体が白色で、花弁と萼片が同色・同形で9枚の花弁があるように見えるのに対し、シモクレンは花弁の外側が濃紫色で、萼片が小さく退化している点で区別できる。
- サラサモクレン:シモクレンとハクモクレンの交雑種であり、花弁の外側が淡いピンク色から赤紫色で基部ほど濃くなるのに対し、シモクレンは花全体の外側が一様に濃紫色である点で区別できる。
- コブシ:コブシは花が小さく全開して咲き、花の下に1枚の小さな葉をつけるが、シモクレンは花が大型で半開き状に咲き、開花時には葉をつけない点で容易に区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ モクレン類 (Magnoliids) ➔ モクレン目 (Magnoliales) ➔ モクレン科
学名Magnolia liliiflora Desr.
モクレン目
モクレン科
別名モクレン
分類外来種
外来種備考中国原産
葉のつき方互生
タイプ落葉広葉
樹高小高木
花の色
開花時期

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