オオヒヨドリバナ

### 特徴
山地の林縁や原野などに生育するキク科ヒヨドリバナ属の多年草である。
草丈は1〜1.5mほどに達し、近縁種のヒヨドリバナに比べて全体に大型となる。
葉は対生し、長楕円形から卵状長楕円形で、縁には鋭い鋸歯がある。葉の基部は狭まって短い柄があるか、ほぼ無柄となる。葉の裏面に黄色い腺点がほとんど見られない点が大きな特徴である。
夏から秋にかけて茎の頂部に散房状の花序をつけ、白色または淡紫色を帯びた多数の頭花を咲かせる。頭花は5個の筒状花から構成される。
### 名前の由来
ヒヨドリバナに形態がよく似ており、全体に大型であることに由来する。
なお、ヒヨドリバナの名は、ヒヨドリが里に下りて鳴く季節に花が咲くことや、白い冠毛がヒヨドリの羽毛を思わせることに由来すると言われている。
### 同定上のポイント
- ヒヨドリバナ:姿が酷似するが、全体にやや小型で、葉の裏面に多数の黄色い腺点が存在する点で区別できる。
- サワヒヨドリ:葉が3深裂するか幅の狭い葉を持ち、主に湿原や湿った日当たりのよい環境に生育する。
- ヨツバヒヨドリ:茎に葉が3〜5枚(主に4枚)輪生するため、葉が対生するオオヒヨドリバナと容易に区別できる。
- フジバカマ:葉が大きく3深裂することが多く、生乾きの状態にすると芳香(クマリン臭)を放つ。

データ

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学名Eupatorium makinoi T.Kawahara et Yahara var. oppositifolium (Koidz.)
キク目
キク科
別名ヒヨドリバナ倍数体
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色白~淡紫紅色
開花時期7月~10月
備考

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