オオバセンキュウ

Wikipedia本文

### 特徴
山地の湿地や沢沿い、小川のふちなどの水辺に自生するセリ科シシウド属の多年草である。
草丈は1〜2mに達し、茎は直立して上部で枝分かれする。
葉は2〜3回3出複葉で、小葉は長楕円形から卵状披針形をしており、縁には鋭い鋸歯がある。
最大の特徴は、葉軸や小葉の柄が関節部分で下向きに「くの字」型に折れ曲がる(曲節する)点である。
8月から10月頃にかけて、枝先に大型の複散形花序を伸ばし、小さな白い花を多数咲かせる。
### 名前の由来
生薬として用いられる「センキュウ(川芎)」に葉の雰囲気が似ており、それよりも全体や葉が大きいことから「大葉川芎(オオバセンキュウ)」の名が付けられた。
### 同定上のポイント
- ドクゼリ:同じく湿地や水辺に生える代表的な有毒植物であるが、葉軸が関節部分で「くの字」に折れ曲がらないことや、筍状の節目がある地下茎を持つ点で見分けることができる。
- ヤマゼリ:全体的な姿が似ているが、オオバセンキュウのように葉軸が曲節しない点や、本種ほど水辺に偏らず山野のやや乾いた場所にも生える点で区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物界 ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 II / カンパニュラズ (Campanulids) ➔ セリ目 (Apiales)
学名Angelica genuflexa Nutt.
セリ目
セリ科
別名エゾオオバセンキュウ
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色
開花時期8月~10月
備考

掲示板