イソノキ

### 特徴
日当たりのよい湿地や池の周辺、山野の林縁などに自生するクロウメモドキ科の落葉低木。高さは1〜3mほどになる。
葉は互生し、倒卵状長楕円形で、葉縁には細かく浅い鋸歯がある。側脈は7〜12対あり、裏面に強く浮き出て平行に並ぶのが大きな特徴である。
花期は5〜6月頃で、葉腋から短い集散花序を出し、黄緑色の小さな5弁花を数個咲かせる。
果実は直径5〜7mmほどの球形の核果で、緑色から赤色を経て、秋に熟すと黒紫色になる。
### 名前の由来
水辺や湿地、池の淵(イソ)など、湿り気のある場所によく生えることに由来するという説が有力である。
### 同定上のポイント
- クロウメモドキ:枝先が棘状に変化し、葉が対生状につくことが多いのに対し、イソノキは枝に棘がなく、葉が明確に互生する。
- ネコノチチ:果実が円柱状の長楕円形で、葉の側脈が5〜7対であるのに対し、イソノキは果実が球形で、葉の側脈が7〜12対と多い。
- クマヤナギ:側脈が平行に浮き出る葉の形態が似るが、クマヤナギはつる性植物であり、直立する低木であるイソノキとは樹形で区別できる。

データ

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学名Frangula crenata (Siebold et Zucc.) Miq.
バラ目
クロウメモドキ科
別名
分類在来種
外来種備考
葉のつき方互生
タイプ落葉広葉
樹高低木
花の色黄緑色
開花時期5月~6月

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