アカソ

### 特徴
イラクサ科カラムシ属の多年草。山地の林縁や沢沿いなどの湿った場所に自生する。草丈は50cmから1mほどになり、茎は直立して赤褐色を帯びることが多い。葉は対生し、卵形から広卵形で、縁には粗い鋸歯がある。葉の先端が大きく3裂し、中央の裂片が長く突き出る特徴的な形状をもつ。葉の表面には光沢があり、裏面には細毛が生える。雌雄同株で、夏から秋にかけて葉腋に穂状の小さな花序を出す。若芽は山菜として利用される。
### 名前の由来
茎や葉柄、葉脈などが赤みを帯びることが多いため、「赤麻(あかそ)」と名付けられたとされる。「ソ」はイラクサ科の植物全般を指す古語である。
### 同定上のポイント
- コアカソ:基部が木質化する小低木であり、葉先が3裂せず、アカソに比べて葉が小さく鋸歯が細かい点で区別できる。
- ヤブマオ:全体に赤褐色を帯びず緑色であり、葉先が3裂しない点で区別できる。
- ミヤマイラクサ:葉が互生し、触れると強い痛みと皮膚炎を引き起こす鋭い刺毛を持つ点で、刺毛を持たないアカソと区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ バラ類 (Rosids / Superrosids) ➔ 真正バラ類 I / ファビズ (Fabids) ➔ バラ目 ➔ イラクサ科
学名Boehmeria silvestrii (Pamp.) W.T.Wang
バラ目
イラクサ科
別名赤麻
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色緑白色
開花時期8月~10月
備考茎の繊維は織物などに利用される。若葉は食用になる。

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