ズミ

### 特徴
バラ科リンゴ属の落葉小高木で、山地や湿原の周辺などに自生する。
春になると、ピンク色の蕾から白い花を咲かせ、開花期には樹全体が覆われるほど見事になる。
葉の形に変異が多く、長枝につく葉の多くが3〜5つに切れ込む(深裂する)点が大きな形態的特徴である。
秋には直径1cmほどの小さな果実が赤く熟し、野鳥の重要な食物となる。
### 名前の由来
樹皮から黄色い染料(黄肌染め)が採れることから「染み(スミ)」と呼ばれ、それがズミに変化したという説が有力である。
また、果実が極めて酸っぱいことから「酸実(スミ)」に由来するという説もある。
### 同定上のポイント
- エゾノコリンゴは、花や果実の見た目が非常に似ているが、葉がまったく切れ込まない(深裂しない)ため、長枝の葉が3〜5裂するズミと区別できる。
- ハナカイドウは、花柄が長くて花が下垂して咲くことや、葉に切れ込みが生じない点で区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ バラ類 (Rosids / Superrosids) ➔ 真正バラ類 I / ファビズ (Fabids) ➔ バラ目 ➔ バラ科
学名Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese
バラ目
バラ科
別名コナシ、ミツバカイドウ
分類在来種
外来種備考
葉のつき方互生
タイプ落葉広葉
樹高小高木
花の色白(蕾は淡紅色)
開花時期5月~6月

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