エドヒガン

特徴

山地に生える落葉高木で、高さ15~20m、幹の直径は1m以上になる。
日本の本州、四国、九州と朝鮮半島に分布するが、自生地は限られており、自生のものは希少で兵庫県ではレッドリストのCランクになっている。
観賞用にもよく植えられ、寺社や公園などに多く見られる。
桜の中では樹齢が長くて巨木になるため、全国各地で天然記念物によく指定されている。
葉が出る前に花を咲かせ、花はソメイヨシノより少し小さい。
エドヒガンの枝の垂れる品種として、イトザクラ(シダレザクラ)、ベニシダレ、ヤエベニシダレがある。

名前の由来

江戸彼岸
春の彼岸の頃に咲き、東京(江戸)に多く植えられていたことから

同定上のポイント

  • 葉の先端は徐々に細まり、尾状にならない。
  • 葉の鋸歯は上向きに伏せた三角形で細かい。先は尖るが鈍い。
  • 葉柄には上向きの毛が密にある。
  • 葉の表面はほぼ無毛、裏面の脈上に上向きの毛が密生。
  • 葉の裏面は淡い緑色。
  • 花のガク片は三角形状の卵形で小型、長さ3~5mm。縁に細かい鋸歯が多い。
  • ガク筒は壺形で、玉のように膨れた部分は直線部分より大きい。開いた毛が密にある。
  • 小花柄はやや上向きの毛が密生。

データ

  • 学名 : Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et Shig.Suzuki var. itosakura f. ascendens (Makino) H.Ohba et H.Ikeda
  • 目 : バラ目
  • 科 : バラ科
  • 別名 : エドヒガンザクラ
  • 分類 : 在来種
  • 外来種備考 :
  • 葉のつき方 : 互生
  • タイプ : 落葉広葉
  • 樹高 : 高木
  • 花の色 : 淡いピンク
  • 開花時期 : 3〜4月

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