ヘラバヒメジョオン

### 特徴
川の土手、空き地、道ばた、幹線道路の中央分離帯など比較的乾燥して痩せた土地に生え、高さは0.5~1mになる。
北アメリカ原産で大正時代に日本に侵入し、日本全土に帰化している。
根生葉はヒメジョオンでは「さじ形」であり明瞭な長い葉柄を持っているのに対し、葉身から葉柄への移行が不明瞭で「ヘラ形」である。
茎の中間と上部につく葉は、全縁又はほぼ全縁。
茎の根元の毛は、下向きにまばらに生える。
頭花の舌状花は白色が普通であるが、時として淡くピンク色を帯びることがある。頭花の直径は約1.5cmで、舌状花の長さはヒメジョオンに比べてやや短く、中央の筒状花群と同じ長さか、やや短い。
### 名前の由来
ヒメジョオンに似ており、根生葉の形が「ヘラ形(箆形)」をしていることに由来する。
### 同定上のポイント
- ヒメジョオン:全体によく似るが、ヒメジョオンの茎葉には明らかな粗い鋸歯があるのに対し、ヘラバヒメジョオンの茎葉は全縁またはわずかに鋸歯がある程度である。また、ヒメジョオンの茎には斜上または開出する毛が生えるのに対し、ヘラバヒメジョオンの茎には下向きの伏毛が生える点でも区別できる。
- ハルジオン:ハルジオンは葉の基部が茎を抱き、茎を折ると中空であるが、ヘラバヒメジョオンは葉の基部が茎を抱かず、茎の内部は白い髄で満たされている。また、ハルジオンの蕾は下を向いてうなだれるが、ヘラバヒメジョオンの蕾は上を向く。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 II / カンパニュラズ (Campanulids) ➔ キク目 ➔ キク科
学名Erigeron strigosus Muhl. ex Willd.
キク目
キク科
別名
分類外来種
外来種備考北アメリカ原産:大正年間に帰化
タイプ1年草
花の色
開花時期5月~11月
備考

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