スズメノヒエ

### 特徴
日本各地の日当たりのよい野原や道端、農道などに自生するイネ科スズメノヒエ属の多年草である。
茎は直立して高さ40〜80cmほどになり、葉や葉鞘には開出する毛が多く見られる。
夏から秋にかけて、茎の先端に3〜5本ほどの花序(総)を出し、扁平な円形から広楕円形の小穂を2列に密につける。
### 名前の由来
栽培植物であるヒエ(稗)に似ているが、小さくて役に立たないことや、スズメが食べるようなヒエという意味から「雀の稗」と名付けられた。
### 同定上のポイント
- シマスズメノヒエ:小穂の縁に長くて白い毛が密生するのに対し、スズメノヒエの小穂には縁にそのような目立つ長毛が生えない。
- アメリカスズメノヒエ:花序が通常2本でV字状に開き、小穂が無毛でツヤがあるのに対し、スズメノヒエは花序が3本以上あることが多く、小穂に細毛がある。
- スズメノコビエ:小穂が無毛でやや小さく、湿地や水辺に多く見られるのに対し、スズメノヒエは小穂に毛があり、やや乾燥した道端などにも生育する。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 単子葉類 (Monocots) ➔ ツユクサ類 (Commelinids) ➔ イネ目 (Poales) ➔ イネ科
学名Paspalum thunbergii Kunth
イネ目
イネ科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色暗紫色(柱頭ややくが暗紫~黒紫色を帯びる)。
開花時期8月~10月
備考

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