スイバ

特徴

川や池の土手、畑地、水田のあぜなどに生える多年草で、高さは30~60cmになる。
日本の北海道~九州と、アジアの温帯地域、ヨーロッパ、モロッコ、オーストラリアに分布する。
下部の葉は長い柄があり、葉身の基部は矢じり形。上部の葉は短い柄があるか無柄で、基部は茎を抱く。
冬の間は、葉は矢じり形でロゼット状に地面に広がっており、赤紫色を帯びるものが多い。
雌雄異株で、花は5月~8月に咲く。花粉は風で運ばれる風媒花。
果実はピンク色を帯びていて、3個の翼状のガクがつく。
酸っぱい味がすることから、スカンポとも呼ばれる。
他にイタドリ、ギシギシも酸っぱい味がするのでスカンポと呼ばれている。
「土手のすかんぽジャワ更紗(さらさ)~」と歌われる北原白秋作詞の「酸模(すかんぽ)の咲く頃」という唱歌があるが、この歌にでてくるスカンポはスイバのことだといわれている。北原白秋の出身地の福岡県柳川市ではイタドリとギシギシはスカンポとは呼ばないことから、この歌のスカンポがスイバのことだとわかる。
葉にはシュウ酸が含まれており、かじると酸味がある。また、葉の汁で10円硬貨を磨くとピカピカになる。
若芽や若い葉は、おひたし、胡麻和え、煮物などで食べることができる。
ヨーロッパでは、サラダ、ソテー、スープ、詰め物料理などに使うため栽培されているという。

名前の由来

葉や茎にシュウ酸を含み酸っぱいので、「酸い葉(スイバ)」と呼ばれるようになった。

同定上のポイント

  • スイバ
    根生葉は細長い三角形で基部が矢じりのようになっている
    上部の葉は茎を抱く
  • ギシギシの仲間
    根生葉は基部が矢じりのようにならず、丸みを帯びる
    上部の葉は茎を抱かない

データ

  • 学名 : Rumex acetosa L.
  • 目 : ナデシコ目
  • 科 : タデ科
  • 別名 :
  • 分類 : 在来種
  • 外来種備考 :
  • タイプ : 多年草
  • 花の色 :
  • 開花時期 :
  • 備考 :

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