### 特徴
ヨーロッパ原産の多年草で、スペアミントの変種あるいは園芸品種として知られる。草丈は30〜80cmほどになり、地下茎を伸ばして旺盛に繁殖する。
最大の特徴は葉にあり、対生する葉は卵形から広卵形で、葉縁が細かく切れ込んで強く波打ち、縮緬状に縮れる。夏から秋にかけて、茎の先端に細長い穂状花序を伸ばし、白から淡紫色の小さな唇形花を密につける。全草にスペアミント特有の甘みのある爽やかな芳香(カルボン香)を持つ。
### 名前の由来
江戸時代後期にオランダ船によって日本へ持ち込まれたハッカであることから名付けられたとされる。葉の表面が細かく縮れている様子から、別名「チリメンハッカ」や「カーリーミント」とも呼ばれる。
### 同定上のポイント
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スペアミント: 基本種であり花姿や香りは酷似するが、葉が強く波打って縮れるオランダハッカに対し、葉の縁に鋸歯はあるものの縮れず比較的平らである点で区別できる。
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ペパーミント: 葉が縮れず明瞭な葉柄があることや、メントール由来のツンとした刺激的な香りが強い点で、カルボン主体の甘い香りを持ち葉が縮れるオランダハッカと異なる。
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ハッカ: 花が茎頂に細長い穂状につくオランダハッカとは異なり、上部の葉腋に球状にまとまって段々につく点で見分けられる。