アレチヌスビトハギ

アレチヌスビトハギ

特徴

北アメリカ原産の一年草で、高さは0.5~1mになり、荒地、道端などに生えている。
日本への侵入は昭和15年に大阪で見つかったのが最初で、北海道~九州に帰化しているが、関東地方以西で多く見られる。
花は、7月~9月に咲き、紅紫色の蝶形花で翼弁が天狗の鼻のように長く突き出す。これは外来のヌスビトハギの仲間の特徴で、イリノイヌスビトハギ、アメリカヌスビトハギでも見られる。
茎は無毛または軟毛が生えるが、開出毛が多いものがありケブカアレチヌスビトハギと呼ばれ、別種とされる。
葉は3小葉からなり、葉身の側脈は葉の縁まで到達しない。これも、外来のヌスビトハギの仲間の特徴である。
葉の両面に伏した軟毛が生え、特に下面は毛が多い。
果実は3~6節に浅くくびれ、果実の表面のカギ状に曲がった微細な毛で哺乳動物の体や人の衣服にマジックテープのようにくっついて運ばれる。果実のくびれた部分は三角形をしている。

名前の由来


同定上のポイント

外来のヌスビトハギの仲間
・花の翼弁が天狗の鼻のように長く突き出す
・葉の側脈は縁まで到達しない
  • アレチヌスビトハギ
    茎は無毛または軟毛が生える
    葉の両面に伏した軟毛が生える
    花は紅紫色
    果実は3~6節(くびれ部分は三角形)
  • ケブカアレチヌスビトハギ
    茎は開出毛が多い
    葉の両面に伏した軟毛が生える
    花は紅紫色
    果実は3~6節(くびれ部分は三角形)
  • イリノイヌスビトハギ
    茎はカギ状に曲がった毛が密生
    葉の両面にカギ状に曲がった毛が密生
    花は白色
    果実は3~6節(くびれ部分は円形)
  • アメリカヌスビトハギ
    茎はカギ状の毛が生える
    果実は1~3節
    葉の上面は無毛またはカギ状の毛、下面は細い寝た毛
    花は紅紫色

データ

  • 学名 : Desmodium paniculatum (L.) DC.
  • 目 : マメ目
  • 科 : マメ科
  • 別名 :
  • 分類 : 外来種
  • 外来種備考 : 北アメリカ原産:1940年確認
  • タイプ : 多年草
  • 花の色 :
  • 開花時期 :
  • 備考 :

写真一覧

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