特徴
ツル性の落葉低木。
日本の本州、四国、九州と朝鮮半島、中国に分布する。
他の樹木などに巻きついて生長し、ツルは進行方向に右巻き。
葉は、短い柄をもつ楕円形の小葉が5枚集まってつく奇数掌状複葉で、これが長い葉柄で蔓に互生する。
雌雄同株、雌雄異花の植物で、春先に花を咲かせる。
雄花・雌花とも淡紫色の萼片が3枚つき、花弁はない。
雄花の中央には6本の雄しべのみがミカンの房状につく。
雌花の中央には3~9本の棒状の雌しべのみが放射状につく。
受粉した雌しべは長楕円の果実になる。
9~10月に成熟した果実は縦に割れて、多数の種子を含む甘い果肉を見せる。
果肉は甘味があっておいしい。果皮も内部にひき肉を詰めて油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど料理に使われて食べられている。山形県では栽培されたものがスーパーなどで売られている。
新芽も、東北地方では木の芽と呼んで食用にされている。
茎はアケビ細工などの工芸品に使われるほか、木通(もくつう)と呼ばれ漢方薬として使われている。
名前の由来
同定上のポイント
データ
- 学名 : Akebia quinata (Houtt.) Decne.
- 目 : キンポウゲ目
- 科 : アケビ科
- 別名 :
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- 葉のつき方 : 互生
- タイプ : 落葉(半常緑)つる
- 樹高 : 低木
- 花の色 : 白、紫
- 開花時期 : 4月~5月