アキメシヒバ

特徴

イネ科メヒシバ属の一年草です。道端や庭、空き地、芝生の中などに極めて普通に見られる野草で、メヒシバに似ていますが全体に一回り小ぶりで華奢な印象を与えます。茎の基部は地を這って分枝し、節から根を出して広がります。夏から秋にかけて、茎の先に2〜数本の細い総(花穂)を指状に放射状に伸ばします。小穂は長さ1.5〜1.8mmと小さく、熟すと暗褐色から黒褐色になり、光沢を持つのが大きな特徴です。

名前の由来

メヒシバ(雌日芝)に似ており、メヒシバよりも穂が出る時期が遅く、秋に目立つことから「アキメヒシバ(秋雌日芝)」と名付けられました。メヒシバという名は、日当たりの良い場所に生え、同科のオヒシバに比べて茎や葉が細くしなやかである様子を女性に例えたものです。

同定上のポイント

  • 熟した小穂(種子)が暗褐色から黒褐色になり、光沢がある点で、熟しても淡緑色から淡紫色のままで光沢のないメヒシバと区別できる
  • 葉鞘や葉身にほとんど毛がなく、あっても葉鞘の基部にわずかに残る程度である点で、葉に長い毛が散生するメヒシバと見分けられる
  • 小穂の長さが1.5〜1.8mmと短く、披針形のメヒシバ(2.5〜3mm)に比べて卵形で丸みがある
  • 全体にさらに小型で小穂が1.2mm程度と極めて小さいコメヒシバがあるが、本種は花穂の軸に明確な翼があることで区別できる

データ

  • 学名 : Digitaria violascens Link
  • 目 : バラ目
  • 科 : クワ科
  • 別名 :
  • 分類 : 在来種
  • 外来種備考 :
  • タイプ : 1年草
  • 花の色 :
  • 開花時期 : 4月〜5月
  • 備考 :

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