ヒトツバ

### 特徴
常緑性のシダ植物である。
葉は単葉で、細長い披針形から広披針形をしており、厚い革質で表面には強い光沢がある。
葉の裏面には、茶色の星状毛が密生しており、触るとフェルトのような感触がある。
胞子嚢群は円形または楕円形で、主脈の両側に不規則に散らばってつく。
岩や樹幹に着生する着生植物であり、乾燥に強く、日当たりの良い場所を好む。
根茎は長く横に這い、褐色の鱗片に覆われる。
### 名前の由来
葉が分裂せず、一枚の葉(単葉)であることに由来する。
他の多くのシダ植物が羽状に切れ込んだ複葉であるのに対し、ヒトツバは文字通り「一つの葉」のように見えるため、この名がつけられた。
### 同定上のポイント
- ノキシノブ:ヒトツバは葉が厚い革質で光沢があり、裏面に茶色の星状毛が密生するのに対し、ノキシノブは葉が薄く、裏面の鱗片は目立たない。また、胞子嚢群がヒトツバは不規則に並ぶのに対し、ノキシノブは主脈の両側に比較的規則的に一列に並ぶ傾向がある。
- マメヅタ:ヒトツバは葉が細長く大型であるのに対し、マメヅタは非常に小型で丸い栄養葉と棒状の胞子葉を持つため、葉の大きさや形、質感で容易に区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ シダ植物 / 大葉シダ類 (Polypodiopsida) ➔ ウラボシ目 (Polypodiales) ➔ ウラボシ科
学名Pyrrosia lingua (Thunb.) Farw.
ウラボシ目
ウラボシ科
別名なし
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色花は咲かない
開花時期花は咲かない
備考

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