特徴

暖地の海岸沿いにある樹林内に生えるが、和風庭園の下草としてもよく植えられる。
日本の本州(東海地方以西)~沖縄と、韓国の済州島に分布する。
兵庫県では自生地が限られていることから、レッドリストのBランクになっており、神戸市、西宮市、明石市、赤穂市、洲本市、南あわじ市、淡路市で自生が確認されている。
葉は長さ30~80cmの線形、質が厚く、光沢がある。
花茎は長さ30~50cm、幅10~15mm、翼があり扁平、斜上するが倒れやすい。
花序は長さ10~20cm、白色~淡紫色の花が3~8個ずつ束生し、総状に多数下向きにつく。
花の後には、淡い緑色の種子を剝き出しにした果実ができる。種子は12月~1月にかけて青紫色に熟す。

名前の由来

茎や葉が平たく、その様子が「熨斗(のし)」に似るとして「熨斗蘭」と名付けられた。「熨斗」とは、贈答品を包装する熨斗紙の上方にある飾りで、本来は乾燥させたアワビを紐状にして紙で包んだもの。

同定上のポイント


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  • 2025-09-28
  • 2025-10-11 地図
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