特徴
キク科メナモミ属の一年草。高さは30〜120cm程度になる。茎は細く、下向きの白い伏毛が生える。葉は対生し、長卵形から卵状長楕円形で、縁には不規則な鋸歯がある。葉の基部はくさび形になり、葉柄に翼状に続く。秋、茎の先に黄色の小さな頭花をまばらにつける。頭花の外側にある5個の総苞片には腺毛があり、粘着性のある液を出す。メナモミに似るが、全体に毛が少なく、華奢な印象を与える。
名前の由来
メナモミに似ているが、全体に小振りであることから「コ(小)メナモミ」と名付けられた。「ナモミ」は、果実が衣服などに付着することから「なむ(揉む)」という言葉に由来するという説がある。
同定上のポイント
- 茎に短い伏毛があり、開出する長い毛がないこと
- 葉が対生し、葉の基部が細くなって葉柄に流れること
- 総苞片の腺毛がメナモミに比べて少なく、粘着力がやや弱いこと
- メナモミは茎に開出する毛が密生し、腺毛も非常に多い
- オオメナモミは葉がより大きく、茎に長い開出毛が密集する