### 特徴
タデ科イヌタデ属に分類される一年草である。細く直立した茎は高さ30〜80cmに達し、夏から秋にかけて白色の小さな花をまばらにつける。葉は互生し、卵形から披針形で、多くの場合、葉の中央に「V」字型の黒っぽい斑紋が現れるのが特徴である。花は5裂し、上部の3枚が大きく、下部の2枚が小さい。花期は8月から10月頃で、茎の先端や葉腋から伸びる細長い花穂に多数の花をつける。果実は光沢のある黒色の痩果である。
### 名前の由来
「水引」は、祝儀袋などに使われる紅白の水引飾り紐に、細い花穂にまばらにつく花の様子が似ていることに由来する。特に本種は、ミズヒキの多くが赤と白の花をつけるのに対し、花が純粋な白色であることから「銀」の字が冠され、「ギンミズヒキ」と名付けられた。
### 同定上のポイント
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ミズヒキ**
ギンミズヒキの花は基本的に純白であるのに対し、ミズヒキの花は外側が赤色、内側が白色の二色使いであることが多い。ただし、ミズヒキにも稀に白花変種が存在するため、葉の斑紋の有無も重要な判断材料となる。ギンミズヒキの葉にはV字型の斑紋が入ることが多いが、ミズヒキには通常見られない。
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ハナタデ**
ハナタデは花が淡紅色から白色で、ギンミズヒキと似るが、花穂がより密で、花もやや大きく、花被片が4裂であることが多い。また、ハナタデの葉にはV字型の斑紋がない。
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サナエタデ**
サナエタデは花が白色から淡紅色で、全体に毛が多く、花穂が短く密である点でギンミズヒキと異なる。葉は披針形で、通常、斑紋は見られない。