### 特徴
タデ科ソバカズラ属の大型多年草である。
オオイタドリとツルイタドリの雑種と考えられている。
茎は中空で直立し、高さは2~3mに達する。
葉は互生し、長さ10~30cmの卵形から広卵形で、先端は鋭く尖り、基部は浅い心形または切形となる。
葉の表面はざらつき、裏面には軟毛が密生することが多い。
夏から秋にかけて、葉腋から伸びる円錐花序に白色の小さな花を多数つける。
川岸や林縁、湿った荒れ地などに生育する。
### 名前の由来
「オオ」は大型の
オオイタドリに似ていて大きいことに由来する。
「ツル」は、
ツルイタドリとの雑種であること、または茎がやや蔓状に伸びる傾向があることに因む。
「イタドリ」は、若芽が食べられること、または茎が折れやすいことから「痛取」とされたという説がある。
### 同定上のポイント
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オオイタドリ:葉がより丸みを帯びた広卵形で、基部の心形が深く、切れ込みが大きい。オオツルイタドリの葉はオオイタドリよりもやや細長く、基部の切れ込みが浅い傾向がある。
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ツルイタドリ:茎が長く伸びて他の植物に絡みつく蔓性を示す。葉はオオツルイタドリよりもかなり小さく、三角状卵形である。オオツルイタドリはツルイタドリほど顕著な蔓性を持たず、葉もはるかに大型である。
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イタドリ:茎はオオツルイタドリよりも細く、全体的な草丈も低い。葉はオオツルイタドリより小型で、卵形から広卵形だが、基部は浅い心形から切形。葉の裏面には毛がないか、あっても少ないことが多く、オオツルイタドリの裏面に密生する軟毛とは異なる。