### 特徴
山地の樹林内に生える低木で、高さは3mになる。
葉は長楕円形で厚く光沢があり、縁には粗い鋸歯がある。枝に「対生」してつく。
雌雄異株で、3月~5月頃に枝先の円錐花序に暗紫色の小さな花を穂のように多数つける。
雌株に楕円形の小指大ほどの果実をつけ、秋になると赤く熟し、 翌年5月ころまでついている。果実は大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけなので、ムクドリなどの野鳥が食べ物がなくなった3月ごろになってから赤く熟した果実を食べるようになる。
日本の北海道(南部)~沖縄、朝鮮半島、中国に分布する。
赤い果実や斑入りの葉が美しいことから、庭木や公園樹としてよく植えられる。
また、民間療法では葉や樹皮が火傷や切り傷などに用いられることがある。
### 名前の由来
葉のほか枝も常に緑色(青い)であることから名付けられた
### 同定上のポイント
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ヒサカキ:アオキは葉が枝に「対生」するのに対し、ヒサカキは葉が「互生」する点で区別できる。また、アオキの葉は縁に粗い鋸歯があるが、ヒサカキの鋸歯は低く目立たない。