タカネマツムシソウ

タカネマツムシソウ

六甲高山植物園

特徴

高山帯に生育するマツムシソウの変種である。草丈は10〜30cmと低く、根元から広がる根生葉と茎につく葉はともに羽状に深く裂ける。夏に淡い青紫色から紫色の頭花を咲かせる。花序の周囲には大きな装飾花が発達する。

名前の由来

「タカネ」は高嶺、すなわち高山に生えることに由来する。「マツムシソウ」は、花が咲く時期がマツムシ(スズムシ)が鳴く頃と重なるため、あるいは花の後の実の形がマツムシの飼育箱に似ているためとされる。本種はその高山変種であることから、この名が冠された。

同定上のポイント

  • 生育環境: 高山帯にのみ自生する。
  • 草丈: 10〜30cmと低い。
  • 花の色: 淡い青紫色から紫色が多い。
  • 葉の形状: 根生葉、茎葉ともに羽状に深く裂ける。
  • マツムシソウとの区別: 平地から低山に生育し、草丈が30〜80cmと高く、全体的に大型である点で区別できる。
  • エゾマツムシソウとの区別: 葉の裂片が細く尖るのに対し、タカネマツムシソウは裂片がやや幅広い傾向がある。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 II / カンパニュラズ (Campanulids) ➔ マツムシソウ目 (Dipsacales) ➔ マツムシソウ科
学名Scabiosa japonica Miq. var. alpina (Takeda) Takeda
マツムシソウ目
マツムシソウ科
別名なし
分類在来種
外来種備考空欄
タイプ多年草
花の色淡紫色
開花時期8月~9月
備考日本固有の高山植物で、高山帯に自生するマツムシソウの変種。

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  • 2026-06-19
    六甲高山植物園

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