特徴
人里の草地、畑地、石垣などのやや湿ったところに生える多年草で、高さは10~30cmになる。
最も外側にある花弁のように見えるものはガクで、その内側に雄しべや雌しべを囲むように黄色味を帯びた花弁が並ぶ。
春に花を咲かせたあと、実をつけて夏には地上部が枯れてなくなり、10月頃にまた葉を出してそのまま冬越しをして春に花を咲かせるというサイクルを繰り返している。夏に地上部が枯れるが、地中の塊根で過ごしているので多年草である。
これは落葉広葉樹林に適合した植物で、夏の乾燥や高温を木陰の地中で避けて過ごし,落葉後の冬の日照を利用して成長する生活スタイルを持っていると考えられている。
プロトアネモニンというアルカロイド物質を含む有毒植物。
葉などをかむとヒリヒリする辛さがあり、誤って食べると消化器官がただれる。また、触って汁がつくと皮膚がかぶれるので注意が必要。
名前の由来
ウズ(烏頭)とはトリカブトのことで、小さなトリカブトという意味で姫烏頭(ヒメウズ)と名づけられた
日本の本州(関東地方以西)、四国、九州と、朝鮮半島(南部)、中国に分布する。
同定上のポイント