特徴
田のあぜや、やや湿り気のある道端などに生える多年草で、高さは10~30cmになる。
日本の本州~沖縄と朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、インドに分布する。
葉は5〜10mmの柄があり、卵形〜広卵形で長さ1〜3cm、幅8〜20mm。ほとんど毛がなく、鈍頭、基部はやや円い。
花は5月~8月に咲く。茎頂にやや断続的な花穂をつくって開き、小苞は長さ1〜3mmで短い。ガクは長さ3〜4mm、脈状に短毛がある。花冠は淡紅色で長さ5〜6mm。花冠は上下2唇に分かれ、下唇はさらに3裂する。雄しべ4個は斜上し、2個が長く、葯は上唇の内側にぶら下がっているように見える。ガクは唇形で脈上にわずかに短毛がある。
名前の由来
花穂が塔のようになっていることから
同定上のポイント
ガクには脈上にわずかに短毛があり、長くて白い軟毛が生えるイヌトウバナと見分けることができる。