特徴
林縁や草地に生えるツル性の多年草。
全体に毛が多く、茎には下向きの毛が密生する。
葉は3小葉、小葉は長さ3~5㎝、幅2.5~4㎝の倒卵形で、葉の中央より先寄りで葉幅が最も広くなる。小葉の先はとがらない。葉の裏面に黄色の腺点があり、軟毛が密生し、表面にも毛が多い。
豆果は長さ約1.5㎝、熟すと果皮(さや)が赤くなり、開いて、2個の黒い種子が見える。種子は果皮についたままで、はじき飛ばない。
日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、ベトナム、フィリピンに分布する。
よく似たトキリマメは山地に生えることが多いが、タンキリマメは平地に生えることが多い。
名前の由来
豆(種子)を食べると痰が切れるという俗説から
類似種
- トキリマメ(オオバタンキリマメ)
全体に毛が少なく、葉先がとがる。
小葉は、葉の中央より基部寄りで葉幅が最も広い。
葉表は無毛、葉裏は黄色の腺点があり、脈上に毛があるが葉面にはない。