特徴
里山の草地、田の畔、川や池の土手などに普通に生える多年草で、高さは10~30cmになる。
茎は短くて地中にあり、地表には根出葉だけを伸ばす。
葉はイネ科植物のような線形の細長い形で、ゆるやかに曲がって、断面は浅いU字になる。葉は緑色でややつやがあり、縁に沿って長くて白い毛がまばらに生えている。また、葉の先端がすらりと細くなるのではなく、先端の部分が細いながらも厚い棒状の形になって終わる。
10cm位の細長い花茎の先端に花が頭状に集まる。見かけ上は個々の花ははっきりせず、赤褐色のくす玉のような固まりが着いているように見える。
個々の花は六枚の花被がある。花被は先がとがった楕円形で、紫褐色をしている。花被が開くと中からは黄色くて大きな葯が顔を見せる。
日本の北海道~沖縄と朝鮮半島、中国、ロシア(樺太、シベリア東部)、カムチャッカに分布する。
名前の由来
先端の花の集まりが大名行列の毛槍に似ることから
同定上のポイント