シンテッポウユリ

特徴

外来種のタカサゴユリと在来種のテッポウユリを交配して日本で1951年に作り出された園芸種。
園芸種としての本来のシンテッポウユリは、テッポウユリと何度も戻し交配が行われて作り出されたものであり、現在野生化しているものよりはテッポウユリに近い形質を持っているといわれている。
現在野生化しているものは、本来のシンテッポウユリに近いものからタカサゴユリに近いものまで、広い変異をもっている。

名前の由来


同定上のポイント

  • シンテッポウユリ(野生化している代表的なもの)
    花:外側は白色のものが多いが、紫色の筋が入るものもある
    葉:茎に密につき、幅が狭い(2~7mm)
    茎:高くなる(30~150cm)
  • タカサゴユリ
    花:外側に紫色の筋が入る
    葉:茎にまばらにつき、幅が広い(4~13mm)
    茎:低い(20~55cm)

    種名採用の理由

    園芸植物として栽培されていたタカサゴユリの野生化したものが野生化したシンテッポウユリと交雑せずに純粋種として残っているとは考えにくい。
    現在見られるものは、次のいずれかと考えられる。
    ①野生化したタカサゴユリとシンテッポウユリが交雑を繰り返したもの。
    ②野生化したシンテッポウユリが自家受粉や他家受粉を重ねる中で元の親の形質が変異をもってあらわれたもの。
    そのため、現在野生化しているものは本来のシンテッポウユリではないが、純粋のタカサゴユリでもないので、シンテッポウユリに含めることとした。

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