サルトリイバラ

### 特徴
雌雄異株。
トゲと巻きひげで他の植物などに絡みつく。
茎は節ごとにジグザグに屈曲する。
葉はつやのある円形、広卵形あるいは広楕円形で、3~5本のくっきりとした葉脈が平行に走る。
日本の北海道、本州、四国、九州、沖縄と朝鮮半島、中国、台湾、東南アジアに分布する。
雌株は、秋に赤く丸い実をたくさんつけ、ドライフラワーやリースによく使われる。
山帰来(サンキライ)とも呼ばれているが、もとは中国原産のケナシサルトリイバラ(土茯苓;ドブクリョウ)を生薬として輸入しこれを山帰来と呼んでいた。
これとよく似ていることから、日本に自生するサルトリイバラも山帰来と呼ばれるようになった。
カシワの葉で包んだ柏餅は江戸時代に生まれ関東地方を中心に食べられてきたが、近畿地方から西ではそれ以前からサルトリイバラの葉で包んだ餅が食べられてきた。
### 名前の由来
サルも引っ掛かるほど鋭いトゲがあることから
### 同定上のポイント
- ヤマサルトリイバラ: サルトリイバラは葉が円形から広卵形で革質であり、果実は赤く熟すが、ヤマサルトリイバラは葉が卵状楕円形で薄く裏面が白粉を帯び、果実は黒色に熟すことで区別できる。
- シオデ: サルトリイバラは茎に鋭いトゲを持つ木本で果実が赤く熟すのに対し、シオデはトゲを持たないつる性草本であり、果実は黒紫色に熟すことで見分けられる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 単子葉類 (Monocots) ➔ ユリ目 ➔ サルトリイバラ科
学名Smilax china L.
ユリ目
サルトリイバラ科
別名サンキライ
分類在来種
外来種備考
葉のつき方互生
タイプ落葉つる
樹高半低木
花の色淡黄
開花時期4月~5月

写真一覧

なし

  •  

掲示板