特徴
アブラナ科ダイコン属の越年草。その肥大した根(胚軸と根の上部)を食用とする。世界中で栽培され、特に日本料理には欠かせない野菜である。品種が非常に多く、形状、大きさ、色、辛味などが多岐にわたる。一般的には白くて長い円筒形だが、丸いもの、細長いもの、赤いもの、黒いものなど様々である。ビタミンCや消化酵素(ジアスターゼ、アミラーゼなど)を豊富に含み、消化を助ける効果がある。葉も食用になり、栄養価が高い。
名前の由来
「大根」は「大きな根」を意味する漢語に由来する。古くからその大きく肥大した根が特徴的であったため、この名前が付けられたと考えられている。
同定上のポイント
- 葉は根元から放射状に生え、羽状に深く切れ込んでいるものが多い
- 花は白または淡紫色で、アブラナ科特有の十字形をしている
- 食用とする肥大した部分は、根と胚軸が発達したもので、地中に深く伸びる
- カブは根の肥大部が球形に近く、その下から細い根が伸びる
- ハツカダイコンは小型で球形や紡錘形が多く、主に赤色で栽培期間が短い
データ
- 学名 : Raphanus sativus L. var. hortensis Backer
- 目 : アブラナ目
- 科 : アブラナ科
- 別名 : スズシロ
- 分類 : 正しくない。園芸種
- 外来種備考 : 原産地は地中海沿岸または中央アジアとされ、古くから栽培されてきた。
- タイプ : 越年草
- 花の色 : 白,淡い紫
- 開花時期 : 4月~6月
- 備考 :