### 特徴
地中海沿岸原産のキク科の草本であり、鮮やかな黄色やオレンジ色の頭花を咲かせる。
日本では主に花壇や切り花用の観賞用として栽培されるほか、ハーブ(カレンデュラ)としてスキンケアや薬用にも利用される。
草丈は20〜60cm程度で、全体に細かい腺毛があり、触れると独特のべたつきと香気がある。
開花期は冬から初夏と非常に長く、次々と花を咲かせる。
### 名前の由来
和名の「金盞花」は、中国名に由来する。
「盞」は酒杯を意味し、黄金色の花が盃の形に似ていることからこの名がついた。
属名の「Calendula」はラテン語の「Calendae(毎月の初日)」に由来し、数ヶ月にわたって咲き続ける開花期の長さや、毎月のように咲く様子を表している。
### 同定上のポイント
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フユシラズは、キンセンカと同属の近縁種であるが、花径が1〜2cmほどと非常に小さく、花径が5〜10cmほどになるキンセンカとは全体のサイズで容易に識別可能である。
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アフリカキンセンカは、花が似ているが別属の植物である。中心部の管状花が暗紫色や黒褐色を帯びることが多く、キンセンカに見られるような葉や茎のべたつく腺毛や独特の香気を持たない点で区別できる。