撮影地:宝塚市西谷地区

特徴

道端や庭の隅、岩の多い背の低い草地などに生える多年草で、地面をはって広がるので高さは5~10cm程度。
花の色は、濃い紫色から淡い紫色のものまである。
茎の断面の形は、四角形が多いシソ科の中では珍しく円形。
日本の本州、四国、九州、沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾に分布する。
薬草としても使われ、高血圧、解熱、咳止め、下痢止めなどに効果があるといわれるほか、化膿した切り傷や腫れ物に茎や葉をもみつぶして塗ると膿を出す作用があるといわれている。

名前の由来

刀傷のことを「金瘡(きらん)」といい、これにつける薬草からきたという説、密生して咲く様子を「金襴(きんらん)」という金糸を織り込んだ織物に見立てたという説、紫色の花を意味する「紫蘭草(しらんそう)」が転訛したものとする説がある。漢名(中国名)では金瘡小草という。
別名の「ジゴクノカマノフタ」は、地面を覆ってふたをしているように見えるからという説と、春の彼岸の地獄の釜が開く頃に花が咲くからという説がある。

同定上のポイント


データ

  • 学名 : Ajuga decumbens Thunb.
  • 目 : シソ目
  • 科 : シソ科
  • 別名 : ジゴクノカマノフタ
  • 分類 : 在来種
  • 外来種備考 :
  • タイプ : 多年草
  • 花の色 : 濃い紫色から淡い紫色
  • 開花時期 : 3月~5月
  • 備考 :
  • 2022-04-15

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